
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴
行動できない人は、「自分の力」だけで解決しようとする
自分だけの力で解決しなければならない
どうしていいかわからない
とりあえずこの問題は棚上げしておこう
こうなると面倒くさくなって、行動しない自分のできあがり。
それではダメなのです。この思考では、出せる結果も出せなくなってしまいます。
大切なのは、「自分以外の力」を使うことです。
いうならば「他力」です。
次の「6つの他力」があるということを覚えておきましょう。
1:ヒト
2:モノ
3:カネ
4:知識/情報
5:スキル/ノウハウ
6:その他
6つの他力:ヒトを使う
・仕事で英語が必要になったけど、英語ができない→英語のできる人に頼む
・人脈を増やしたいけど、自分に人脈がない!人脈のある人に紹介してもらう
・法的な知識がなく解決法がわからない→ 会社の法務担当や弁護士に相談する
などです。ほとんどの悩みは人間の力で解決できます。人こそ究極の力なのです。
6つの他力:モノを使う
「モノ」は、あらゆるモノ、道具、ツールです。
自分が解決できないもの、時間がかかるものは、モノに働いてもらうのです。
穴を掘る作業を考えても、10人がスコップを持って掘るよりも、
1台のショベルカーで掘り起こすほうが速くて簡単です。
・仕事が遅い、計算処理が苦手→新しいPCと専用ソフトを購入する
・地図が読めない→地図アプリにナビゲーションしてもらう
・快適に眠りたい→寝具を探す
常に、「何か解決してくれるモノはないか」と考える癖をつけてみましょう。
6つの他力:カネを使う
そのお金がない場合、そのお金を出してくれる人を探してもいいでしょう。
銀行から借り入れてもいいし、投資をしてお金を殖やすこともできます。
いま流りのクラウドファンディング(ネットで出資を募る方法)だってあります。
6つの他力:知識・情報を使う
「知識・情報」も使いましょう。
時代は、知識と情報が価値を生み出し、価値がお金を生み出す世の中で
雑誌、辞典や事典、インターネット、図書館、官公庁情報など
あらゆる情報法次第であなたの力になります。
6つの他力:スキル・ノウハウを使う
これからしようとすることに必要なスキルやノウハウはないだろうか調べましょう。
必要なスキルがあれば、学べばいいし、学ぶ時間がなければ、
スキルやノウハウを持っている人にやってもらえばいいのです。
6つの他力:その他の使えるものを考える
「その他」とは、1~5の他力以外の方法です。
プライベートの充実とか、気分転換できる趣味、パーティや飲み会、
ショッピング、テレビ、映画、演劇、カラオケ、音楽鑑賞、瞑想、座禅、
アウトドア、スポーツ、芸能などなど、
間接的にあなたの力を引き出すものならなんでも「その他」に入ります。
これら6つの他力を常に意識していれば、動けなくなるということはありません。
どこかに解決の糸口を見つけることができるはずです。
行動できない人は、行き過ぎたリスクヘッジをする
いわゆる「リスク」です。
株式が値上がりするか値下がりするのかについて
どれくらいの振れ幅があるのかを「リスク」と呼ぶのもその例です。
「価格変動の可能性」「株価上昇の可能性」「株価下落の危険性」ということです。
大事なのは、リスク(変動の可能性)のないものは皆無だということです。
では、リスクはどのように判断するのか。
過去の実績や将来の見通しなどをみて、人間が総合的に行います。
どんなデータがあったとしても、それにもとづいて判断するのは人間の心です。
そのため、リスクの感じ方は、人の気分や意識状態によって左右されます。
楽観的な気分のときには、良くなる可能性が大きく、悪くなる可能性は小さく感じられ
ます。悲観的な気分のときは、良くなる可能性は小さく、
悪くなる可能性が大きく感じられるでしょう。
悲観的な気分や不安が強いときに、悪化する可能性が大きく見積もられるために、
過剰なリスクヘッジをしてしまいがちです。
過剰なリスクヘッジの例としては、次のようなものが挙げられます。
現在の生活が苦しいのに貯金をしようとしている
・生活費を圧迫するくらい生命保険をかける
裏切られることを想定して、常に本心を見せない
・いつフラれてもいいように、常に複数の人と付き合う
常に気分が沈んで悲観的だと、過剰なリスクヘッジが恒常化してしまいます。
過剰なリスクヘッジを必要とするのは、行動しないからなのです。
それはまるで、太りすぎて困っていても、適度な運動や食事と規則正しい生活を
嫌っている人が、健康や美容のために多くの薬を飲むのと一緒です。
リスクを意識するだけで行動しなければ、不安はどんどん大きくなっていきます。
行動できない人は、「二度あることは三度ある」を誤解している
「二度失敗したら、きっと次もまた失敗する。二度も失敗したらずっと失敗し続ける。」
そう考えています。
しかし、本当は次のような意味です。
「二度も起こるようなことは、さらにもう一度起こる可能性があるから、
十分に気をつけて備えをしておけ」
これは、戒めの言葉です。私たちは、失敗をして痛い思いをすることもありますが、
一度失敗したからといって、必ずしもまた失敗するとは限りません。
講演を聞いた人が元気になることで有名な福島正伸先生(株式会社アントレプレナーセンター代表取締役)は、
講演の中で、「人生には成功と失敗があるのではなく、成功と成長があるだけだ」
とおっしゃっています。
まさにその通りです。
失敗とは、経験に対するひとつの見方にすぎません。
他人からは失敗と見られたとしても、あなたがその経験から学びに気づき、
次につなげることができれば大きな成長なのです。
つまり、人生に失敗はありません。
そこにあるのは成功と成長だけなのです。
「失敗したなあ」と思っても、必要以上に引きずられることなく、むしろ前向きに
捉えて振り返り、次に失敗しない対策を打っておけば、不安なんてなくなるのです。
行動できない人は、「まだ〇時間あるから大丈夫」と考える
ただ、そこには落とし穴もあります。一見すると楽観的のようでも、
実は「単に行動を先延ばしにしているだけ」という場合があるからです。
あなたは、期限までまだ時間があるからと、先延ばしにしていませんか?
まだいいんだよ。面倒くさい。まだ何をしたらいいのかわかんない。
心の奥からそんな言葉が聞こえてきたら、要注意です。
無視せずにその気持ちに向き合ってみましょう。
先延ばしにする人は、仕事の全体を見渡せていないという特徴があります。
いつまでにやらなければならないという期限は知っていても、
全体の進行をどうするかがイメージできていません。
「期限まではまだ時間があるから」というだけで、思考と行動を停止させているのです。
また、時間と質の関係を理解していません。ある仕事を仕上げるのに、短期間で
取り組むのと、時間をかけて取り組むのとでは、質の上で影響が出てくるはずです。
先延ばしにすることは、期限に間に合わない危険性が高くなるのと同時に、
期限を守れたとしても質が低い場合が多いのです。
こういったやり方をやめるためにはどうすればいいでしょうか?
まず、先延ばし癖のある人は締め切りを決めるだけでなく、取りかかる期限を
決めましょう。作業をスタートさせる期限と締め切りの期限があれば、
ギリギリになる前にスタートでき、進捗や全体を把握することができます。
「いやいや、簡単にできるから、放っておいてもいいんだよ」
そう考える人もいるかもしれませんが、簡単にできるのであれば
今やってしまったほうがいいでしょう。
実際、先延ばしのことのほとんどが、手をつければすぐに終わるものです。
さっさと終えてしまえば、それ以降の時間は課題から解放され
そして、次の課題に取りかかることもできるでしょう。
早くから取りかかれば対処できることなのに、
先延ばしにしてギリギリに取り組んでしまうと、時間切れになり対処できなくなります。
後悔先に立たず。
取り組むのに早いにこしたことはありません。
締め切りと同時に取りかかる期限を決めましょう。











