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【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part13~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

悩みや迷いを抱えなくなれば、人生は変えられる

執筆者
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世の中には、たくさんのチャンスがあふれています。気がつかなければそれまでです。

さらには気づいても行動できなければ、チャンスを逃します。

「今すぐ動く」という気概をもっているとチャンスを逃さず、前進していけます。

「チャンスに気づく」ためには悩みや葛藤、

気がかりといったものを抱え込まないことが重要です。

悩みや葛藤、気がかりをたくさん抱えていると、視野が狭くなり、

チャンスに気づくことができません。

悩みを解消してリラックスできるように心がけましょう。

自分を客観視できるように、紙やフセンに、自分の思いを書き出しましょう。

「見える化」するということは、自分を外から見るということです。

メンタルコーチはまさに自分を外から見てくれる人。

コーチがいなければ、

この記事に書いてあることを自分に対してしてあげてください。

まず、これまでに述べてきたように前向きな気分を選択します。

その上で、悩みや迷いを書き出しましょう。ノートでもフセンでも、

それが人間関係に関することならば、複数関係者の立場に立って

他人の視座をしっかりと味わってください。

その状況を俯瞰して、本当はどうあればいいかを自問してください。

ありたい姿、「心躍る未来像」をとにかく具体的に思い描きましょう。

その「心躍る未来像」を体験して、状況を把握し、もっとも小さな行動を始めるのです。

ムダな行動なんてない、と考えると人生は変わる

執筆者
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「後悔先に立たず」というように、せっかく行動に移したのにそれが裏日したりすると、「ああ、ムダなことをしたな」と後悔するかもしれません。

しかし、ムダかムダでないかは、一概に言えません。

ムダだというのは、あるひとつの視座からの判断でしかないのです。

視座の転換をすることで、多様な見方があることがわかります。

行動や出来事ひとつとってみても、どの視座をとるかによって意味が変わってきます。

視座は無限にあります。

ということは、「行動や出来事の意味も無限にある」ということです。

ムダどころか、もっと深い意味や活用法を見い出すことだってできるのです。

たとえば、スティーヴ・ジョブズは、大学を中退したときに、カリグラフィー

(文字を美しくみせる技法)に魅せられて、一所懸命にその技術を学びました。

大学からドロップアウトして、何のメシの種にもなりそうにないカリグラフィーに没

頭したのです。ムダの極みだと言ってもいいでしょう。

しかし、ジョブズは、のちにその経験をMacの多彩なフォントに生かしました。

現在のMacはもちろんWindowsであっても、多彩なフォントが標準装備されているのは、

ジョブズがカリグラフィーを学び、コンピュータに「文字の美しさ」という価値観を導入したからなのです。

もしもジョブズが「カリグラフィーを学んだことはムダだった」と思って、

顧みなかったらどうでしょう。

現在の私たちのパソコン環境は、今とまったく違ったものになっていたでしょう。

コンピュータによるデザインについても、今とは異なる歴史をたどったに違いありません。

一人の人生においてムダと見なかったことが、全世界に影響を及ぼし、文化を豊かにしたひとつの例です。

あなたの経験も、決してムダではありません。あらゆる視座から吟味してみれば、

貴重なアイデアを抽出することができるはずです。経験をムダにせず、未来に活かすことを考えてください。

その一つひとつの積み重ねが、私たちの未来を豊かにしてくれます。

私たちがジョブズから恩恵を受けたように、あなたの経験から受け取れる未来を豊かにする種を、

私は多大なる好奇心を持って期待しています。

そのような壮大な話でなかったとしても、やはり体験はムダにはなりません。

たとえば、苦労した体験、遠回りをした体験など、ご本人にとっては、

悔しくムダだったと思えるようなことかもしれません。

でも、それを他人に語ってみてください。みんな身を乗り出して聞いてくれるでしょう。

話し方によっては笑い話にも、美談にもなります。その苦労話をあなたの未来の夢実現のために、

いかに利用するかはあなた次第なのです。

失敗をした体験も、ご本人にとっては思い出したくもないことかもしれません。

しかし、同じようなことが未来に起こるかもしれません。あるいは後輩が同じ状況に陥る可能性もあります。

そんなときのために、失敗から教訓を引き出しておけば、自分にとっても2度目の失敗を防げますし、

後輩にとっては、失敗を回避するために貴重な情報となります。

「これはムダな体験だった」と思った瞬間から、

その体験は本当にムダな体験になってしまうのです。

出来事や体験をムダにしたらもったいないです。

あらゆる偶然や出来事、体験は、振り返って教訓やエッセンスを抽出していくと、

人生は限りなく豊かなものになっていきます。多様な視座から吟味する癖をつけていきましょう。

ジョブズは、Stay foolishと言いました。

ムダを恐れるよりも、ムダなんてないのだと開き直り、

バカになってどんな体験も活かしてしまいましょう。

選択肢を持ちすぎないほうがゴールに近づける

執筆者
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選択肢は多ければ多いほど良いように思ってしまいます。しかし、そうではありません。

数年前、日本でも話題になった「選択行動」の科学的な研究によれば、

選択肢が多すぎると、人は無気力になり選択できなくなるそうです。

逆に2択、3択、4択というように選択肢が適度に少なければ、選択しやすくなります。

選択とは意思決定することです。ただし、たくさんのアイデアもなければ、

本当に革新的なアイデアを得ることができません。

選択肢が多すぎると選べなくなる。しかし、質の高いアイデアを得るためには量が必要。

これは、矛盾しているのでしょうか。

実は、アイデア創出のプロセスにおいては、

量を出す段階と質の高いものだけに絞り込む段階とを分けて考えればいいのです。

量を出す段階と質を高める段階です。

ブレーンストーミングは、量を出す段階に向いています。

とにかく質を問わず、大量のアイデアを出します。

次に、出てきたアイデアを分類したり、関連づけたり、統合したりします。

アイデアをいくつかのまとまりに分類してから、今度は実現可能性、顧客ニーズ、

市場とのマッチングなどの条件でふるい落としていきます。

絞り込みによって質の高いアイデアを残すことができます。

そう変な数の選択肢に落ち着くので、そこで初めて選択すればいいも出す段階と

質を高める段階を経て、少ない選択肢に絞り込めば、

行動の意思決定もしやすくなり、ゴールが近づきます。

仕事以上に大切なものを持つ人は人生を変えられる

執筆者
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成功を夢見て仕事をしていると、良いときもあれば悪いときもあります。仕事にやりがいを持って働いているとき、仕事こそ我が人生とさえ思える瞬間を経験するかもしれません。

私は会社の中で新規事業のスタートアップ・メンバーとして働いていたころに、

新規事業と自分の人生が一体化したかのような感覚を味わいました。

チームで働いていましたが、まるで自分がその事業を育てている感覚でした。

そのころは「仕事=人生」と感じていました。

しかし、それはただの錯覚で、結局、仕事は人生の一部に過ぎません。

どんなに仕事に夢中になったとしても、どれだけ仕事に遮二無二になっていても、

仕事以外の時間を確実に生きているのです。

また、志を立てて始めた仕事であっても

いつしか何のためにしているのかわからなくなってしまうこともあります。

冷静に自分を見つめ直してみればわかるかといえば、そうでないこともあります。

たとえば、その仕事を選んだ理由は何でしょう。

「給料が高いから」

「花形だから」

「海外へ行けるから」

そのような理由で仕事を始めて、給料が高かったり、

花形であることを実感できたり、海外へ行けているうちは、

理由が満たされているのでいいでしょう。ところ

が、給料が下がり、花形職から異動して、しかも海外勤務から国内勤務へ変わってしまうと、

その仕事をやる意味がなくなってしまいます。

そうすると、もう辞めるしかないのでしょうか?

その答えは、その仕事の中にはありません。

仕事を越える上位の価値観を吟味することによってしか、

その仕事を続けるべきか否かを判断するすべはないのです。

どんな活動も、それ自体の意味と、さらに上位の価値観から位置づけられる意味とがあります。

仕事の上位価値は、「人生における価値」です。

私たちは、いくら仕事に打ち込んでも、生活の中には仕事以外の時間があります。

また、就労する前の子どものころと、リタイアしたあとの人生には、仕事以外の時間があります。

仕事以外の時間も仕事の時間もすべて、人生の時間です。人生を本当はどのように生きたいのか。

それを吟味してみると、その人生の構成要素である仕事にどのよ

うに取り組めばいいかがわかってきます。

プライベートの時間、余暇の時間という捉え方をすると、

趣味の話かと思う方もいらっしゃるかもしれません。

趣味ももちろん含まれますが、総合的に人生全般をどのように生きていきたいのか、

というあなたの価値観の話です。

価値観に照らしてみれば、仕事についての結論を下すことができます。

現時点で、人生における価値観がわからないという方は、自分が何に喜びを見いだし、

何をしているときに没頭し、何をしているときに楽しいと思うのか。

それを毎日ひとつ以上書き出して、実践してみてください。

それを続けているうちに、自分はどんな暮らしをしたいのかが見えてくるはずです。

10秒で人生を変える人は、仕事以上に大切なものを持っています。

それは人生の価値観です。何の制約もなかったらどう生きたいのか、

そして何を大事にしたいのか、譲れない価値とは何か、

そういったものを常に明確に持っています。

私の場合は、世界の文化を吸収しながら、それを文章やお話の中で加工し、表現

していきたいという思いを持っています。

そして出会う人すべてを勇気づけ、その人の表現を促進し、

世界の文化が豊かになるように関わりたいと思っています。

一人一人が自分らしく生きて、自分の思いを世界に発信していきながら、

楽しく豊かに暮らしていってもらいたいと願っています。

このような人生の価値観を抱きながら、現在の仕事をしています。

初めから、キレイにまとめて語れなくても構いません。

仕事を越える人生で大事にしたい価値観を明確にしていってください。

そうすればあなたの人生はより一層あなたらしく輝き始めるでしょう。

他人に気分を支配されない人になろう

執筆者
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記事全体を通じて、「気分は主体的に選べるのだ」ということを説明してきました。気分というのは、ごく普通に使っている言葉ですが、「意識の状態」とか「活力の状態」という意味で使用してきました。

気分という言葉を「気」と「分」であると分解してみます。

気というものがこの世界全体の活力とか、活動するエネルギーであるとしてみると、

その「気」の分割された単位が気分であるというイメージが湧いてきます。

「私の気分」と言った場合、全世界のエネルギーを分有する私の気、

しかも今この瞬間の活力の状態を示すのが「気分」だということになります。

世界全体の活力のうち、私の分担に預かっているのが「私の気分」です。

一人ひとりが自分の人生の主人公だと考えれば、自分の分担である「気分」は、

しっかりと自分が担当しないといけません。他人に影響されて主体性を失ったり、

支配されたりしてしまうのは本来のあり方ではありません。

10秒あれば切りかえられるのです。その方法をマスターして、

自分が味わいたい気分をキープしてください。

そして他人ももちろん人生の主人公です。

こちらが勝手に支配したり、強要したりしてはいけません。

互にし合える関係を結びたいものです。

人が、陰湿で後ろ向きな陰口をたたいていたとしても、受け流して、

あなたのありたい気分をキープしましょう。

影響を受けたとしても、その分をリセットして、

自分の味わいたい気分を取り戻してください。

取り戻すには、「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」

の調整をすればいいということを説明してきました。

自分にとって最高の気分になることがいつでも大切です。

他人との関係においては互いの自主自律を尊重し合えるとき、

私たちは同じフロアに立つことができます。

私たちは、自分らしくあるだけで、自分の気に向けて発散しています。

影響は必ず他者におよびます。

そのときに、もしも互いに共感し共鳴できるのならば、

協力し合い、コラボレーションを楽しみましょう。

まさにダンスです。主客が一体となり、どちらが主でどちらが客かわからなくなります。

そうして、渾然一体となっていくのです。そこに、相互依存関係が生まれ、

相乗効果を発揮し始めます。

このとき初めて、心の底から「わたしたち」といえる関係が生まれるでしょう。

ともに自主自律を重んじ、他人の権利を侵害せず、

尊重し合い、高めあうことができれば、これにまさる喜びはありません。

「譲れない価値観」を味わいながら「心躍る未来像」に向けて一歩ずつ前進することでしょう。

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