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【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part5~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

10秒で行動する人は、現在の不安は今解決すればいいことを知っている

執筆者
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不安を感じるときは、できるだけ早く不安を解消したいものです。すぐに行動できる人は、不安を先送りせずに、今すぐ潰していきます。

「受注できなかったらどうしよう⋯⋯」

「提案が却下されたらどうしよう⋯⋯」

それだけ心配ならば、「悲惨な結末を迎えたら実際にはどうなるのか」

を一度じっくり考えてみましょう。シミュレーションをしてみるのです。

まず、「最悪の展開」を想像してみましょう。

受注できなかったらそのあとどうなるか。

それまでの提案の時間はムダになるかもしれません。上司もがっかりするでしょう。

予算達成が難しくなり、挽回策を考えないといけません。

さらに、予算未達成で終わったとしたらどうなるか。

成績の査定に響いて、ボーナスが少なくなるかもしれません。

このように、とことん悪い方向に進むとしたらどんな展開になるのか味わってみましょう。

とことん味わってみると、

「そうはいっても、そこまで悪いことばかり続くわけがないだろう」

という気持ちが湧き起こってくるはずです。

そうしたら、声を出しながら伸びなどをして、気分を切りかえましょう。

次に、「最高の展開」を想像してみます。

受注できた場合、

とことん良いことばかり起こったらどんな展開になるのか味わってみます。

受注して、納期も間に合い、さらに追加注文も入り、

さらには新規案件も担当することになり、

半期成績の査定も良く、ボーナスも金額が大幅にアップする。

昇進・昇格にもつながり、順風満帆。

これもとことん味わってみると、

「そうはいっても、そこまで都合良くはいかないだろう」新方法という気持ちになるでしょう。

それを感じたら、また伸びをして気分を切りかえます。

そうしたら最後に、「挽回策」の想像をしてみます。

どうなる可能性が高いのか、何が分岐点になるのか、

もしもとれなかった場合はどんな挽回策があるだろうか、など

二の手も含めたシミュレーションをしてみてください。

ここまでシミュレーションをしてみると、

今からできることを具体的にことができるようになっているはずです。

受注しなかったらどうしようと単に不安になっているよりも、

受注をよせるために今できることは何か、受注できなかったとしたら

何をしなければを考えて次善策、事後対策を行っていけば、不安は解消されていきます。

ひとつひとつのシミュレーションごとに、「気分を切りかえる」のがポイントです。

展開をとことん想像する。気分を切りかえる。そして楽観的な展開をとことん想像する。

このように毎回気分を切りかえてシミュレーションしてみてください。

気分を切りかえるために、大きな声を出して伸びをしたり、

立ち上がって少し歩き回ったりすることをオススメします。

考えるだけで行動しないと不安が生じます。

行動し、自分と環境を変えていくと、すでに不安となっていた状況が変わります。

新しい自分と環境においては、新しい課題が現れるので、

元の不安は解消され新しい課題に対して、行動をしていけば、不安に陥って悩むこともありません。

不安の解決には、行動することが一番なのです。

10秒で行動する人は、「行動の遅れが不安を増やす」と知っている

執筆者
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10秒で行動する人は「行動の遅れが不安を増やす」ということを知ってひとつの仕事が終わっても、それだけでは終わりません。

仕事中にまた新しい仕事が発生します。

常に次の仕事が来る前にどんどん処理をして、

仕事が完了しているのなら問題は起きません。

新しい仕事の発生も苦にならないでしょう。

しかし、仕事が終わるペースが遅れると、

次から次へと発生する仕事がどんどんたまっていきます。

やがては、処理しきれないほど膨らんでしまいます。

ビジネスの世界では、行動の遅れは命取りです。

適切な時期に着手して、納期を守るということを

励行していかないと、仕事はたまるばかりです。

私も、本を買うのが好きで、手当たり次第買ってしまう癖があります。

そのくせ、読書スピードは大して速くもないので、

未読の本がものすごいスピードでたまっていきます。

仕事と同じで、どんどん読んでいかないと、

やがて自分の部屋に入らなくなってしまうかもしれません。

あらためて「行動の遅れが不安を増やす」ということを肝に銘じたいと思います。

締め切りを意識し、取りかかる期限を決めて、楽しい気分で行動し続けましょう。

10秒で行動する人は、小さな一歩を大事にする

執筆者
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「頭の中で思い描いた分には良かったけど、現実はやっぱりうまくいかないな」そんなふうに感じたことはありませんか?

ほとんどの人があるのではないでしょうか。

だから「夢なんて見るな!」「現実を見ろ!」という人が出てくるのです。

そんなことをいわれたら、「やっぱりそうだよな、現実を見なきゃ⋯⋯」

と思ってしまうかもしれません。

でも、待ってください。

どんどん行動をして大成する人というのは、「夢」を大切にしています。

ことも「夢」からしか始まりません。

「空を飛びたい」と思って飛行機を発明したライト兄弟も、

「地球が丸いならば大西洋の向こう側を回ればインドにたどり着けるはずだ」と

航海に乗り出したコロンブスもみんな、初めに「心躍る未来像」を描いて行動を起こしたのです。

しかも、いきなり飛行機が飛べたり、すぐさま目的地にたどり着いたりしたわけではありません。

どんなに大きなことを成し遂げた人も、最初は小さなことをしたのです。

自分一人で設計図を描いたり、資金を集めたりしてスタートしています。

日本の大企業の創業者だって同じ。

最初はみんな、丁雅奉公をしながら夢に向かって勉強、

小さな商店から始めて世界的な工場をつくるに至ったりしているのです。

小さなことから始めましたが、その前に、「ありたい姿」を思い描いたり、

「絶対に譲れない価値観」を心底味わったりしていたのです。

「現実を見ろ!」と一喝する方がいてもいい。

そう、現実的にできることから始めなさい、という応援のメッセージです。

「ローマは一日にしてならず」

「千里の道も一歩から」

などのことわざにもあるように、大きな夢の実現につながる、小さな一歩を見つけて、

それを実際に行動に移して実現することが重要なのです。

今すぐできる小さな一歩を探してください。とても簡単な行動であるはずです。

・図書館に行って調べる

・インターネットでキーワード検索してみる

・有力な情報を知っていそうな知人を訪問するためにアポイントをとる

・どんな人が有力な情報を知っているのかを手当たり次第に聞いてみる

自分の「心躍る未来像」実現のために最初にできることならなんでも0K。

一度にできる行動は簡単で小さなことです。

できるだけ行動を分解して小さくしましょう。

どれだけ簡単で小さなことにまで分解するかといえば、

「39度の熱にうなされていてもできること」くらい小さく分解してみてください。

つまり、絶対に失敗しないことから始めるのです。

どうやっても失敗しない小さな一歩になります。

「図書館に行く」であったら、「図書館の開館日を調べる」。

そのために「パソコンの電源を入れる」。

このように行動を小さく分解していきます。

大きな夢を実現するための第一歩。

その第一歩を踏み出すための、小さな一歩。

それを見い出すことが、さらにまた小さな第一歩です。

そもそも私たちの行動は、細分化された「小さな行動の積み重ね」でできていす。

小さな行動を積み重ねることで、大きな夢を実現するのです。

つまり、小さなことしかしなくていい、ということです。

小さなことなら必ずできます。ということは、大きな夢も必ず実現させることができるのです。

10秒で行動する人は、プロセスを分解してシンプルに行動する

執筆者
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「小さな行動」を見つけ出すには、シンプルに考えることが大切です。考えるためのプロセスを細かく分けて、それぞれのプロセスでシンプルに考えていけば、「小さな行動」を見つけ出すことができます。課題や問題を考えるための6つのプロセスをご紹介します。

1:「具体的には?」と問いかける

目の前の課題、大きな夢、立ちふさがる難問。すべての課題・問題は、

いくつもの要素がからみあった状態で目の前に現れます。

だからこそ、「具体的に、何が問題?」「具体的に、何が困る?」と、

ことの本質を、具体的な形に分解していくことが大切です。

このとき、「5W2日」を活用しましょう。

When

(いつ、いつから、いつまで、過去・未来・現在のいつなの

Where

(どこで、どこから、どこへ、どこまで、どのあたり⋯⋯)

Who

(誰が、誰を、誰のために、誰に対して、誰から⋯⋯)

What

(何が、何を、何のために、何に向けて、何に対して、何をもって⋯⋯)

Why

(なぜ、どうして、理由は、動機は、原因は⋯⋯)

How

(どのように、どうやって、いかに、どんなふうに、方法は⋯⋯)

How much

(どれくらい、量は、期間は、広さは、数量は、コストは、金額は⋯⋯)

「5W2日」と一口に言いましたが、右の英単語をすぐに思い出せますか?

ごく簡単な単語ですが、7つをさっと言える人は少ないはずです。

いちいち書かないと思い出せないのでは、実践的ではありません。

そこで、「5W2日」と聞いたらすぐに次の言葉を思い出せるようにしましょう。

「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どう・どれくらい」

この語順で、リズミカルに口ずさんで練習すれば、いつでも空で言えるようになります。

そうすれば、「Wで始まる単語は何だっけ?」などと考えなくてすみます。

物事はすべて具体的に発生し変化していきます。第一印象や思い込みだけの限られた情報で対処しようとすると、問題の核心を捉えることができません。シンプルに考えるためにも、

具体的にすることが大切です。

2:「ほかには?」と問いかける

執筆者
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「具体的には?」という問いかけと組み合わせて使います。課題や問題に対する理解を深めていきます。

ある部分について深く理解したら、ほかにモレはないのかを確認するために、

「ほかには?」と問いかけます。

先の「具体的には?」は、問題を「深める」問いかけでした。

この「ほかには?」は、問題を「広げる」問いかけです。「具体的には?」「ほかには?」と深め

て広げることで問題の詳細が明確になってくるのです。

3:「要はどういうことか?」と問いかける

執筆者
執筆者
「具体的には?」と「ほかには?」という質問を使って、課題・問題の全貌が明らかになったとすると、具体的な事象がたくさん集まり、捉えどころがないように感じるかもしれません。

そのときに、全体を見渡して、

「要は、どういうことなのか?」

「つまり、何が起こっているということなのか?」

「問題の核心は何なのか?」

すると、具体的な情報の集積の中から、核心部分が浮かび上がってきます。

何も具体的な情報が見えていないうちに、「要はどういうことか?」と考えてみても、

第一印象や思い込みによる答えしか導けません。

シンプルに行動するには、問題を具体的にしてから、核心を捉えるという作業が必要です。

このような手順を踏むことで、物事はシンプルに捉えられ、

シンプルな行動を導き出すことができます。

4:課題解決後の状況を想像する

執筆者
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「要はどういうことか」がわかったあとに、これといった解決策が見えていないからといって慌てないでください。焦って行き当たりばったりの対策をとってしまうと、これまでのプロセスが台無しです。

この段階で解決策が見当たらないのは、当然のことです。

まだ、解決策について考えていないのですから。

ここまでは、現状を理解するプロセスなので、

解決策が見えていないからといって、不安がる必要はありません。

この段階ですべきは、いきなり解決策を探すのではなく、

課題解決後の状況を考えることです。

いきなり方法を探さないということが重要です。

課題・問題の核心がつかめたら、

「では、それがどのように解決されたらいいのか、さらに改善されるとしたらそれはどんな状態か?」

これを考えるのです。

課題解決後の状態がわからないまま考えたり、

議論をしたりしていると、堂々巡りに陥ります。

行き先も決めないまま旅をするようなもの。

その課題・問題が解決されたら、課題解決後の状況をありありと思い浮かべてください。

「お客様が当社の大ファンになっている」

「取引先から好条件のオファーが山のように舞い込む」

「職場の雰囲気が激変し、社長賞をいただいて、職場で祝杯をあげる」

など、イメージしてみましょう。

もっと深く、味わってみるのであれば、

次のように考えてみましょう。

たとえば、「取引先から好条件のメールが届いている」

とものであれば、朝メールを開いたら「えっ!」と思って

息が止まるほじの良いメールが届いてる、

電話も鳴りっぱなしで、職場の人たちみんなが歩きまわったり、

賑やかな音にあふれている。Faxの紙も続々届き⋯⋯など、

五感をフルに使ってリアルに思い浮かべてみてください。

5:「そのためにできることは何?」

執筆者
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「躍る未来像」を課題解決をしたあとの状況として味わうことができたで初めてそのためにできることを探ります。

方法は、このとき初めて考えるのです。やり方は無限にあります。

思いつく限り書き出しましょう。

「具体的には?」

「ほかには?」

と問いかけながら具体的な方法を書き出していってください。

たくさん出てきた方法を眺めながら、「心躍る未来像」と見比べながら、

ベストな方法を選んでください。

その方法を実施したら、どんな展開が始まるのか、

「心躍る未来像」実現までの

プロセスを紙の上に落書きしながら、

シミュレーションしてみてください。

そこでしっくりくるようでしたら、その方法を実行しない手はありません。

6:「最初の一歩は何?」

執筆者
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「心躍る未来像」を実現するための方法がわかったら、そのためにできる最初の一歩は何か問いかけてください。

最初の一歩は、「ベイビーステップ」などとも呼ばれます。

赤ちゃんのよちよち歩きのイメージです。

それくらいでかまいません。

ベイビーステップは、やがてモンロー・ウォークのように

魅力的な歩みになり、最後には、ウィニング・ランとなり「心躍る未来像」を

現実のものとするでしょう。

ウィニング・ランにつながるベイビーステップを探り当ててください。

それが見つかったら、すぐに行動です。

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