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【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part9~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

過去の失敗・記憶は10秒で書き換えられる

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これまでの人生はすべて過去のことです。一瞬、一瞬の間に現在は過去になり、未来も次々に現在として経験し、過去に変貌していきます。

未来については現在の行動で変えることができますが、

過ぎてしまったことは変えることができません。

しかし、過去の出来事や経験についての「解釈」は、変えることができます。

自分の犯したミス・失敗も、その後の教訓として二度とその失敗を繰り返さない

ようにすれば、「過去の失敗も学びの経験」と、書き換えることができるのです。

過去は終わったことだからこそ、現在と未来に活かしていきましょう。

では、どのように活かすことができるでしょうか。

ひとつは、気分をコントロールする素材にすることができます。

楽しかった思い出や、感動した出来事などを思い出すとそのときの気分がよみがえります。

たとえば温泉につかりゆったりした記憶を思い出して、浸ってみてください。

今、温泉に入ってもいないのに、ゆったりとした気分になり、リラックスしてくるはずです。

今、味わいたい気分を過去の出来事から探して、詳細に思い出すだけで気分はコントロールできるのです。

もうひとつは、過去から教訓を引き出すこともできます。成功体験でも失敗体験でも、

その体験から学んだことを言葉にして書き出してみてください。

それをすることで、その体験は現在と未来に活かすことができます。

教訓の取り出し方は、以下の通りです。

1 体験をエピソードとして思い出す

2 その中で、その体験を象徴するような一瞬の場面を思い出す

3 場面の中に今、自分がいることを想像する

4その場面で見えるもの、聞こえるもの、体で感じるものを確認する

5 あらためてその場面をありありと想像し、味わってみる

6 味わいきったら、あらためて体験が教えてくれたことは何か自問自答してみる

7 教訓を一言、二言の文章にまとめてみる

こうして教訓を引き出して、ノートや手帳に書いておきましょう。

それをたまに見たり読んだりすることで、教訓を活かすことができます。

過去の体験は、成功であろうが失敗であろうが、

あなたの現在と未来を支えてくれる貴重な財産なのです。

モチベーションの本質を知るだけで、やる気はコントロールできる

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モチベーションは、よく次のような形で耳にします。「部長にあんなこといわれたら、モチベーション下がるよねー」「給料こんなに下がると、モチベーションも下がるよ」では「モチベーション」という言葉は、他人によって左右されるもので使われる傾向があります。

モチベーションの本来の意味は、「行動の理由・目的・原因」

あるいは「やる気の素」です。

人の行動を「動機づけるもの」という意味です。

先のセリフでいえば、本当に下がったのは「モチベーション」ではなく、

「やる気」といったほうが正確です。

「モチベーション」という言葉を使うと、自分の「やる気」が下がったこにしてしまうので要注意です。

むしろ、潔く「やる気がなくなった」と認めて、ならばどうしようかと考えたほうが賢明です。

ここでお伝えしたいのは、「やる気の素」を決めるのは自分次第。

「やる気」を出すかどうかも自分次第だということです。

他人の言葉や環境によって「やる気」が上がったり下がったりするのは事実でも、

それに流されず、自分の「やる気の素」をしっかりと見つめ、

自ら「やる気」を奮い立たせることが重要なのです。

モチベーションの誤解を解く10秒マインドチェンジ

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では、「やる気の素」とは一体何なのでしょうか。マネジメントするという立場から「やる気の素」を考えると出てくるのが、一般的にいわれるモチベーションです。

・カネ(報酬、賃金、ボーナスなど)

・ヒマ(休日、時間、休暇、働き方など)

・ポスト(地位、職位、権限、名声、名誉など)

これらはすべて雇用者が従業員に「やる気」を出させるために用意するものです。

これらを「外発的モチベーション」といいます。外づけの動機で、

ダニエル・ピンクの言う「モチベーション2・0」です。

しかし、「モチベーション=外発的モチベーション」だと思っていると、次のような誤解が生じます。

誤解1 モチベーションは、他人が与えてくれるもの

誤解2 モチベーションは、報酬で決まる

誤解3 モチベーションは、他人からの承認で上がったり下がったりする

モチベーションは「やる気の素」です。

他人に与えられないと「やる気」にならないとか、

「報酬」によって自分の「やる気」がコントロールされるという考え方になります。

ほめられないと「やる気」にならない、というのも同じです。

かし、私たちは、自ら「やる気」になることもあるはずです。

なんの報酬もなく、誰もほめてはくれないような仕事でも、

没頭して取り組んでしまうことがあります。

自分の内からふつふつと湧き上がる「やりたい」とか「やってみたい」とか

「面白そう」「やってやろう」という気持ちです。

モチベーションには、もうひとつあるのです。

それが「内発的モチベーション」であり、ダニエル・ピンクの言う

「モチベーション3・0」なのです。

本人が「これは大事」「これは大好き」「こうしていると楽しい」と感じるのは、

そのことに価値を認めているからにほかなりません。

その中にある、これだけは譲れないと思えるほど強く価値を認める気持ちを

「譲れない価値観」と呼びます。

そして、「本当はこうありたい」「こんな暮らしをしたい」

「こんなことをしたい」という、考えただけでワクワクする未来の姿もあります。

それを「心躍る未来像」と呼んでいます。

この「譲れない価値観」と「心躍る未来像」が内発的モチベーションの正体です。

10秒で結果を出す人は、モチベーションとは「やる気の素」だと理解しています。

そして、「外発的モチベーション」よりも

「内発的モチベーション」に従って自律的に行動します。

「やる気の素」である「譲れない価値観」と「心躍る未来像」を常に明確にし、

自分のやる気はコントロールできるということも知っています。

だから、「モチベーション」を他人のせいにしません。「やる気」を出したければ出し、

すべきことには、自分の「譲れない価値観」に照らして「やる気」の出るアプローチを探します。

たとえば、雑務と思えるような仕事を与えられた場合、「勝負となると燃える」

という方は、ライバルを設定したり、完了時刻の目標を設定して、

それまでにできるかのタイムトライアルにしてしまったりすることで、

「やる気」が出てきます。

人とのコミュニケーションや人間関係が楽しいとやる気になる人は、

その雑務と思える業務で会話を楽しみながらやってもいいし、

それを片づけることで助かる人の喜ぶ姿を想像しながらやれば、張り合いが出てくるでしょう。

また、ロジックやプロセスを重視するタイプの人は、その雑務の手順を最大限効率化する方法を

考えてその通り実行してみると、満足のいく仕事になるでしょう。

自分の「やる気の素」を理解していれば、どんな仕事であっても、

ワクワクしたり、楽しめたりするのです。

朝10秒行動するだけで、結果を出せる人になる

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朝早く起きて、出勤などの前に十分な時間をとれる方は、アウトプットの時間にしてみてはいかがでしょうか。

オススメなのが、「朝、言葉をアウトプットする」という方法です。

ここでいうアウトプットには、「内向きの言葉」と「外向きの言葉」の2種類があります。

内向きの言葉は他人に見せないことを前提に書くもので、

外向きの言葉は他人に読ませることを前提にした言葉です。

朝の時間、まずやっておきたいのは、「内向きの言葉」です。

今は、ツイッター・インスタグラムなどが盛んで、

言葉を書くのは外向きの言葉が大半を占めている人が多いのではないでしょうか。

そんな時代だからこそ、誰にも見せない前提で自分だけに向けて書く内向きの言葉は貴重です。

人目をはばからず書く言葉は、自分の内面を「見える化」することができます。

ジュリア・キャメロンの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

(サンマーク出版)という本では、毎朝必ずノートに3ページ分だけ、

「内向きの言葉」(今、頭の中を流れている言葉)を書くことを推奨しています。

それを彼女は「モーニング・ページ」と名づけています。

何か文章を書こうとしなくてもいいのです。

誰にも見せないので、意味が通じなくてもいい。

さらには、あとから読めないような字でもかまいません。

とにかく、その瞬間に思いついたことを思いついたまま書き殴るのです。

パソコンではなく手書きで行いましょう。

できれば、専用のノート、しかも大事にしたくなるような上等なノートがオススメです。

手書きで独白を行うようなものですので、

「まだ眠い。指が動かない。昨日のテレビはつまらなかった。部長の言葉が気に掛かる」

といった感じで書いてみてください。

毎日続けると、自分の感覚に自覚的になり、表現欲求が活性化されていきます。

自分は本当はどうありたいか、という感覚にも気づくようになります。

早起きできる人は「モーニング・ページ」を始めてみましょう。

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