ライフスタイル

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part10~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

朝の10秒で自分の心と体を診断してみよう

執筆者
執筆者
朝はギリギリまで寝ているので時間をとれない、という方もいるでしょう。その場合、10秒だけ時間を使って、小さなテストをしてみてください。

このテストをすると、気分をチェックすることができ、

その日一日を快適に過ごすことができます。

これは、体の状態と心の状態を分けて把握する方法です。

私たちは体調が悪いだけで気分がふさいだり、

体調は良いのに気分が重くなったりします。現在の気分というのは、

体の状態と心の状態それぞれが混じり合ってできているのです。

そこで、次のようにそれぞれをチェックしてみましょう。

1:体の調子は10点満点中、何点?

2:心の調子は

10点満点中、何点?

体と心を分けて点数づけしてみると、現在の気分の正体がわかります。

「疲れているから体は2点だけれども、心だけを見てみれば、7点。

そうか、疲れているだけなんだな」

というように、自分の状態を客観的に捉えることができます。

体と心が渾然一体となって、なんとなく気分がふさいでいる、

などという状態を避けることができます。

逆に、体は8点だけれども、心は2点という場合、気持ちがふさいでいるなら、

その気分を味わうのもいいでしょうし、気分は選択できるのですから、表情と動作

と言葉など、気分をコントロールする方法を使って、一日を始めるのもいいでしょう。

10秒間の「視座の転換」で、視野を広げてみる

執筆者
執筆者
迷いや悩みを晴らしていくためには、視野を広げることが重要です。「視野を広げる」というのは、自分の視座だけにとどまっていないことです。

自分の目の高さより、高い視座から自分の行動を見てみる。

他人やほかの部署、お客様、地域や社会、日本やアジア、世界の観点から捉え直してみるのです。

空間だけでなく、過去や未来という視座からも見てみましょう。

「この仕事が完了したら、その後どうなったらいいのかを考える」

「将来の自分から課題を考えてみる」

「将来の関係者の視座から課題を見てみる」

実は、視野を広げるというのは、難しいことではありません。

想像力を働かせて十分に他人になりきって、その人の視座からものを見ればいいのです。

他人の視座に身を置くにはコツがあります。

たとえば、あるプロジェクトに関わっている場合、

1:プロジェクトに関わるメンバーの数だけイスを用意する

2:メンバーの人間関係を感覚的に表せるようにイスを並べてみる

3:自分のイスに座り、今のプロジェクトについてどう感じるかをチェックする

のメンバーのイスに座って、その位置からプロジェクトがどう見えているか一つひとつチェックする

4:今度は、イス全体が見渡せる位置に立ち、プロジェクト全体をチェッーれが全体俯瞰の視座)

5:これまでのプロセスから気づいたことをメモしておく

ひとつのイスが、メンバー各々の視座なのです。

実際にイスからんイスへ座り、他人の視座を想像上で体感することが大事です。

これまでに目かったものがたくさん見えてくるはずです。

10秒間の「視座の転換」で、他人の心がわかるようになる

執筆者
執筆者
人間関係のトラブルがある場合にも同じように、関係者の視座を味わってみましょう。

関係者の数だけイスを用意し、一つひとつ座って、その人の感覚を味わい、課題を考えていきます。

自分のことも他人の視座から見てみましょう。

すると自分の意外な姿に気づくことがあります。

実際に自分の立つ位置、座る位置を変えて課題を考えてみも、視野は大きく広がります。

ぜひ試してみてください。

高度と広さを拡大していくのです。

時間軸を広げ、生活圏を広げ視点を取り込んでいきます。

もしも目の前の仕事に行き詰まって迷いや悩みを抱いたら、

できれば声も出しながら、大きく伸びをしてみましょう。

座っていたなら立ち上がり、座っていた自分の席が見える位置に立ってください。

そしてあなたが信頼し、尊敬している人のことを思い出して、

その人の考えそうなことを思い浮かべてみましょう。

十分に想像してから、席に座っていた自分の後ろ姿のあたりを見てください。

信頼する他人の目から見たら、どんなふうに見えるでしょうか。

次に、席からもうすこし離れた地点に立って、

その仕事の関係者になりきって自分の姿を眺めてみてください。

さらには、上司の立場から見てみたり、未来の自分から見てみたりするのです。

想像の上でどう見えますか?

そのうちに、もやもやしていた霧が晴れるように、

問題の答えが見つかったり、解決の一歩を踏み出したりすることができるようになります。

結局「今すぐ動く」意識が人生を変える

執筆者
執筆者
どれだけ自分自身の気分や視座を変えたとしても、変わらず大切なことがあります。それが「今すぐ動く」という意識です。

もちろん「すぐに動く」ことに対して、反対意見もあるでしょう。

意ずしも今すぐ動けばいいというものではない。動かないほうがいい

「よく考えてから動くほうがいい」

たしかにそうでしょう。

すぐに動いて、失敗してしまっては意味がありません。

しかし、すぐに行動しない場合でも、大事なのは「今すぐ動く」意識です。

直感で行動せずに、よく考えた。

その上で、「さあ行動だ!」と決意しながらも、

結局「今すぐ動く」ができなければ、いつまでたっても行動を起こせません。

考えるにしても、結局は「今すぐ動く」というマインドが必要なのです。

いつだって「行動できるとき」は「今」しかありません。

「明日やろう」と決めるのも、今できることです。

先送りには、取りかかる期限を決めている「良い先送り」と、取りかかる期限を

決めていない「悪い先送り」があります。

「今すぐ動く」と決めている人は、「良い先送り」のできる人です。

先送りした予定日が「今」となったときに、すぐに行動できる人だからです。

逆に「今すぐ動く」ということが徹底されていないと、

せっかくの「良い先送り」も、結局どんどん後ろ倒しになる

「悪い先送り」になってしまいます。

「今すぐ動く」というのが、何も考えずにがむしゃらに行動することだと

勘違いされる方がいるかもしれません。

もちろん、ただがむしゃらに行動するというのも悪くありません。

行動の量が多ければ、学びも多く、ムダをものともせずに続ければ、

きっと道は開けるでしょう。

ただし、時間は有限ですから、効果的な行動が必要になります。

そのため大切なのは、何も考えずに行動するのではなく、

大局を見て最適な行動をすることなのです。

相手をコントロールするのではなく、相手の行動力を高める

執筆者
執筆者
どんな仕事であっても、仕事は一人でするものではありません。お客様、お取引先、関連部署、上司や部下など、必ず他人と関係しています。

ですから、自分一人では、仕事の結果は得られません。

「なんとしてでも成功させたい」とがんばっている場合、

相手を意のままにコントロールしたくなるかもしれません。

相手が部下である場合、野放しにして統制が利かないと困るので、

報告・連絡・相談を徹底して、管理しているという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、結果を出す人は、相手をコントロールしようとしません。

相手を支配下に置き、コントロールしようとすると、自分にとって都合が良いか、

そうでないかの視点からしか見られなくなります。

すると、相手の持つ能力を制限することになったり、

結果的に相手が離れていったりしてしまうでしょう。

結果を出す人は、「相手の行動力を高めよう」とします。

自分の成し遂げたいことを、相手に協力してもらうために、相手の好きなこと、

得意なことが活かせるような協力態勢を相手と一緒に考えるようにします。

こちらの「好きなこと」「得意なこと」と相手の「好きなこと」「得意なこと」

一致しないことがほとんどです。そこで、

「俺と同じように感じ、考えろ」とやってしまうと、

うまくいかないことが多いのです。

そういうやり方よりも、そもそも違う2人だからこそ、

両者にとってともに満足のいく共通部分を探し出すことが大事なのです。

共通部分を探すというのは、

「相手がやりたくて、こちらがやってほしいこと」

「相手がやってほしくて、こちらがやりたいこと」

を探し出すことです。こうなると、

やりたいことだけをやるだけで協力し合うことができます。

そのような協力関係を築くことができれば、自ずと相手の行動力は上がり、

それがそのまま自分の課題実現を加速させることにつながるのです。

さらに、「相手は仲間である」と見たときに、相手はあなたの「他力」となり、

あなたの課題実現を支えてくれます。

そして同時に、あなたはあなたで相手にとってその人の課題実現を支える「他力」となるのです。

ほめるのをやめて、「私メッセージ」で伝えると相手が動き出す

執筆者
執筆者
周りを動かすときに大切なのは、周りの人たちの「自信」です。自分に能力がないと思っていたら、能力はないと同じこと。お金を引き出しにしまっていて、そのお金があることを思い出せなければ、ないのと同じです。

自分を信じることも大切ですが、

あなたのビジネス上のパートナーや仲間が自信を喪失していたら、

あなたの力も減殺されてしまいます。それでは、

チームとして力を発揮することができません。

仲間が自信を喪失している状態は、あなたが力を発揮できないのと同義なのです。

仕事の仲間に対しても、できているところを数え上げて、仲間の自信を育てていってください。

仲間も自信を持っていれば、必ず力を発揮します。

周りの人に自信を持ってもらうためにすることで、

まず浮かぶのは「ほめる」ということでしょう。

一般的には、「ほめて育てる」などといいますが、

実は「ほめる」は万能ではありません。

「ほめる」が有効な場合とそうでない場合があるからです。

「ほめる」は、上位者が下位者に向かっていうときにだけ、効果を期待できます。

しかも、下位者が上位者の言葉を心から受け入れるときだけです。

たとえば、あなたが合気道の師範で、相手は入門したての初心者という場合、

「その動き、いいね」といってあげたら、素直に喜び、

どんな厳しいアドバイスであっても聞いてくれます。

上司が部下をほめる場合も同様です。

しかし、あなたの仕事のパートナーは、必ずしも部下であるとは限りません。

他部門の部長かもしれませんし、お得意先や協力会社であるかもしれません。

上位者と下位者という関係性ではない中で

「ほめる」のは、注意する必要があります。

下手に「ほめる」と、相手の感情を逆なですることにもなるのです。

そこで、「ほめる」かわりに、相手の自信を高める方法があります。

それは、相手のできているところ、素晴らしいところ、好感の持てるところを、

あくまでも自分の内側に生じた気づきや感覚として指摘するというものです。

一般には「私メッセージで伝える」と呼ばれる方法です。

あなたの判断を伝えるのではなく、

相手の行動を受け止めたあなたの心に伝わってきたことを相手に伝えます。

たとえば、

「レポート読みましたよ。とても細かいところまで調べていて、勉強になりました。

私も細かいところまで気を使って仕事をしていきたいと思いました」

このようにいわれて、いやな思いをされることはありません。

もしもいやだといわれても、感じたのはこちらの勝手なので、

相手は無視することはできても、「そんなふうに感じるな!」と文句はいえないでしょう。

自分の中に起きた良い影響を伝えるだけで、相手は自ら動き始めるのです。

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part1~【自己啓発】すぐ行動する人の特徴とすぐ行動できない原因を解説します。すぐ行動できる人はどんな特徴があるのか?すぐ行動する方法は具体的にあるのか?行動できない原因から探る内容を13記事でお伝えします。...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part2~【自己啓発】すぐ行動する人の特徴とすぐ行動できない原因を解説します。すぐ行動できる人はどんな特徴があるのか?すぐ行動する方法は具体的にあるのか?行動できない原因から探る内容を13記事でお伝えします。...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part3~【自己啓発】すぐ行動する人の特徴とすぐ行動できない原因を解説します。すぐ行動できる人はどんな特徴があるのか?すぐ行動する方法は具体的にあるのか?行動できない原因から探る内容を13記事でお伝えします。...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part4~【自己啓発】すぐ行動する人の特徴とすぐ行動できない原因を解説します。すぐ行動できる人はどんな特徴があるのか?すぐ行動する方法は具体的にあるのか?行動できない原因から探る内容を13記事でお伝えします。...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part5~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 10秒で行動する人は、現在の不安は今解決すればいいことを知っている 「...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part6~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 10秒で行動する人は、「朝」を大切にする 一流の経営者は、毎朝の時間を瞑想...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part7~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 10秒で行動するための「気分を選択する方法」 そして、行動から結果に変えら...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part8~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 やるべきことを俯瞰する 10秒間の「視座の転換」 全体を俯瞰する癖をつけて...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part9~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 過去の失敗・記憶は10秒で書き換えられる 未来については現在の行動で変える...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part11~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 10秒間、相手の良いところにフォーカスすると、人は行動してくれる しかし、...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part12~ 【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴 人生を変える人は、ゴール設定は当たり前、その後のその後も設定している さら...
【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part13~【自己啓発】すぐ行動する人の特徴とすぐ行動できない原因を解説します。すぐう行動できる人はどんな特徴があるのか?すぐ行動する方法は具体的にあるのか?行動できない原因から探る内容を13記事でお伝えします。...