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【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part11~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

10秒間、相手の良いところにフォーカスすると、人は行動してくれる

執筆者
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相手の自信を増やすためには、できているところ、うまくいっているところに意識を向けて、それを「私メッセージ」で伝えましょう。

しかし、現実は、「ここは直したほうがいい」という点に目が行ってしまい、開

口一番に注意してしまう、ということもあるかもしれません。

指摘された側は、そのできていないところに注意が向き、

その部分が心の中で大きく拡大されます。

そうなれば、相手の自信は失われていきます。

注意点を指摘するときは、正しい順番があるのです。

仕事のパートナーと会話するにあたって、本人に気づきを促す5つのステップを

ご紹介しましょう。

これはコーチングのプロセスをシンプルにしたものです。

1:相手から、仕事の上で「うまくいっているところ」を話してもらう

2:そのあとで、相手の中で「うまくいっていないところ」を話してもらう

3:さらに、「うまくいっていないところ」の中でも、

そうはいっても「うまくいっているところ」について話してもらう

4:そこまで話してから、あらためて、「改善したいところ」を話してもらう

5:改善するために、「まず何から始めるか」について話してもらう

このような順番で、うまくいっている点、うまくいっていない点について、

互いに合意をしながら、改善点についても話し合うことができたら、

気持ち良く改善していこうという気持ちになります。

そうして相手は、自発的に行動していくようになるのです。

「不安感情の伝染」を防ぐために知っておくべきこと

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あなたが不安に包まれていたら、それを言葉で語らなくても、周囲の人には伝わってしまいます。あなたが他人の不安を感じ取ることがあるように、他人もあなたの不安を感じ取っています。どんなに虚勢を張っても伝わるものは伝わります。

だからこそ、不安を解消すべく、積極的に気分のコントロールをしていきましょう。

フセン(付箋)を使った解消法をお伝えします。

最初に3色のフセンの束と大きな紙(たとえばA3サイズの用紙)を3枚(A、B、C)用意します。

■不安に思うことをどんどん1色目のフセンに書き出します。フセン1枚につき、ひとつの不安を書く。書き終えたら、大きな紙Aに貼りつけてみる

■フセンを直感にもとづいて分類したり距離を変えたりして、しっくりフセンを貼り直す

■それができたら、大きな紙A全体を眺めてみる。そこでの気づきをメモに残す

■俯瞰して得た気づきをもとに、本当はどうなったらいいか考えて、思いついたことを2色目のフセンに書き出してみる。この新しいフセンを大きな紙Bに貼る

■2と同じ要領で貼り直してみる

大きな紙AとBとを見比べて、AからBになるために何ができるかを考えてみる。

気づいたことをメモしていく

■気づきをもとに、そのためにできる具体策を3色目のフセンに書き出します。

そして大きな紙Cに貼ります

■大きな紙C全体を見渡して、解決するための具体的行動を導き出し、計画を立て実施していきます

不安を感じたらすぐに、向き合って、何をしたらいいか見つけ出し、

行動することで、どんどん不安を解消していきましょう。

他人を本気で応援できる人が、周りの力を借りられる

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うまくいっている人の話を聞くと、うらやましく思ったりなんで自分はうまくいっていないのだろうと思ったりしませんか?

しかし10秒で人生を変える人は、うまくいっている人の話を聞いたら、

「よし!もっといけ!」と考えます。

プロゴルファー専門のメンタル・コーチ石橋哲哉さんが言っていました。

一緒にラウンドしている選手のパットを見ながら『入れ!入れ!』って思えないで、

『入るな!入るな!』と思う人は、自分のときにもうまくいきませんね。

これは多くのゴルファーが言っていることです」ゴルフはメンタルのスポーツだといわれます。

心のエネルギーは、自分に作用してしまいます

他人に対して「失敗思ったとしたら、その気持ちは自分に返ってくるのです。

だから、自分がうまくいきたいと思っているなら、

なおのこと他人を応援するメンタリティが必要になってきます。

日常の仕事の中で、どんどん人を応援していきましょう。

応援するとはどういうことかといえば、次の3つの観点から接すること。

これができるとそのままその人への応援になります。

・その人が、自身のことを好きだと実感する

・その人が、他人は信頼できると実感する

・その人が、「自分は他人の役に立っている」と実感する

目の前の人の「素敵」だと思えるところを、

「私メッセージ」で伝えることも応援です。

約束を守り、誠実に対応することも応援です。

その人がやってくれたことに心から感謝してその気持ちを伝えるのも応援です。

また、本人の価値観を尊重し、

その価値観にそった行動をその人がしているときに、

その姿を見て自分の中に起きた良い影響を伝えるというのも応援です。

たとえ「前から夢だったことをかなえるために努力していたあなたの姿は、

私に勇気を与えてくれました。ありがとう」

と伝えてみるのも、そのひとつです。

応援のエネルギーは、直接自分に返ってくる場合もあれば、そうでない場合もあります。

それでも、みんなの応援のエネルギーは私たちの住む世界を豊かにします。

むしろ、応援し続けることによって、自分が応援されていることにも気づけるでしょう。

誰かをコントロールするのではなく、互いに応援し応援される環境に身を置いたときに、

真の手助けや周りの力をいつでも借りることができるのです。

相手を巻き込む3つのステップ

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仕事の相手を巻き込む方法をお伝えします。まず、大前提は、自分がオープンになることです。

自分の強みも弱みも受け入れて、自分一人ではたいしたことはできないと理解しましょう。

仕事上のパートナーがいてくれるからこそ、

自分の課題が達成できる可能性が広がるのです。

そのつもりで人に接すれば、傲慢になることも、卑屈になりすぎることもありません。

ともに手を携えられる人と対したい、という思いが強くなります。

自分がオープンになるというのは、相手と対等な関係を結ぼうとすることです。

これを大前提として「相手を巻き込む3つのステップ」をお伝えします。

ステップ1 相手の可能性を信じる

自分もそうであるように、相手にも限界がありますが、

相手は自分とつながることによって無限の可能性を開きます。

自分と組むことによって相手も世界に対してオープンになるのです。

このことに意識を向けます。

手のことを利用するような意識を持たない。

どんな力を発揮してくれる味津々になるはずです。

このような意識で相手と話しながら、これまでに学んできたことは何か、

今の仕事を選んだ理由は何か、どんな思いで仕事をしているは何か、

興味を持って聞いてみてください。その上で良いところを探してみるのです。

可能性のあるところはどこか素晴らしいところはどこか探し出して、紙に書き出してください。

ステップ2 相手のやる気の素を尊重する

ステップ1で相手のことを知り始めました。

さらに、相手の好きなこと、得意なことを聞いてください。

人によって、何がやる気の素(モチベーション)になっているかは、聞いてみないとわかりません。

人のやる気の素は、大体3つに分類できるといわれています。

これは慶應義塾大学の高橋俊介さんの分類を参考にしたものです。

1:上昇・達成系のやる気の素

勝ちたい、上達したい、成長したい、達成したいという意欲

2:人間関係系のやる気の素

感謝されたい、人と仲良くしたい、社交が大好きという意欲

3:プロセス志向系のやる気の素

手順を守りたい、論理的でないと気が済まない、プロセスにこだわる意欲

多くの人はこの3つのやる気の素のうちどれかひとつが極端に強く、

それ以外の2つはそれに比べて低いという傾向があります。

よく相手と話してみないと、どんなやる気の素が強いのかわかりません。

・これまでの仕事で良かったことと悪かったこと

・これまでの仕事上の人間関係について良かったことと悪かったこと

・これまで携わった業務で充実感を感じたこと

について聞いてみてください。

相手が何に価値を見い出しているかが見えてきます。

相手の「譲れない価値観」が見えてきたら、その価値観を尊重してください。

ステップ3 相手の関与を引き出す

相手の価値観が見えてきたところで、あなたが成し遂げたいこと、あなたが求め

ている分野の力、協力を求めていることなどを伝えてください。

そして、相手ならばどんな関わりができるかを一緒に話し合いましょう。

相手の価値観を満たすような関わりはできないか、相手にとっても

メリットのある点はどこか、相手が他人事ではなく自分事に思える点はないか、

それを一緒に探してください。

相手にとって「渡りに船だ!」と思ってもらえるような

協力のしかたを相手が発見できるように話を進めていきましょう。

そのためには、とにかく先入観なく、相手の意見を聞き出すことです。

相手がノリノリになる関わり方を引き出しましょう。

「具体的にはどの点に興味がある?」

「ほかにはどんな点に関わりたい?」

「要はどんなことができたら、ワクワクする?」

と聞いていくといいでしょう。

この3つのステップを通じて、相手の自発的なコミットメント(関与)を

引き出すことができたとき、相手は巻き込まれたという状態になります。

そして、ここまで価値観を共有するステップを踏んでいるので、

同時にあなたも相手の価値観を理解し応援しようという気持ちが生まれているはずです。

そのとき、あなたも相手に巻き込まれているのです。

別々の人生を歩んでいた他人同士が縁を通じて出会い、互いの価値観を尊重しながら目的を共有できたとき、

一人では達成不可能なことも成し遂げられるようになるのです。

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