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【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴~Part4~

【思い立ったらすぐ行動】すぐ行動する人の特徴

10秒で行動する人は、「行動してしまえば、あとは楽」と知っている

執筆者
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行動力のある人は、「行動してしまえば、あとは楽」と知っています。これまでの経験から、「行動してしまえばあとはどうにかなるものだ」という体験を重ねているからです。

行動力というのは、「雪だるまづくり」に似ています。

雪だるまづくりでは、最初に小さなおにぎりサイズの雪の塊をつくりますよね。

その雪の塊を雪上に転がしていくと、どんどん雪がくっつき、

あっという間に一抱えもある大きな雪の塊になります。

行動力もこれと同じです。大きな雪の塊をいきなりつくるのは、

一見すると大変に思えるかもしれません。

しかし、最初は小さな塊でいいのです。小さな塊だったとしても、

少しずつ転がせばどんどん大きくなるのです。

あなたは、日本語を苦もなく使いこなしています。

聞くことも、話すことも不自由がなく、

難しい小説もネット上のニュースも難なく読んでいるでしょう。

しかし、小学生のときは、どれほどの言葉を知っていたでしょうか?

漢字もどれくらい知っていましたか?

学習を始めなければ現在のあなたはなかったはずです。

知らない状態でも、少しずつ学習を重ねたことで、

現在のあなたがあるのです、

「行動をすればあとはなんとかなる」というのは、

行動することで自分と囲む環境がそれだけで変化し、成長するからです。

もともと困難だと見えたものでも、行動することによって、

少しだけ困難度合いが減少していきます。

行動しなければ、自分は変化せず、環境だけが変化して困難度合いが

高まってしまうかもしれません。ややこしくこじれてしまうかもしれません。

それよりも、一歩行動し、自分と環境の両方を変化させたほうが、

問題は解決しやすくなるものです。

10秒で行動する人は、頭に「見取り図」を描いて行動している

執筆者
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頭の回転が速く、テキパキと仕事をこなし、人の何倍も成果をあげるという人がいます。彼らの特長は、行動量が多いのに、むやみやたらと行動しているようには見えなです。

初めて取り組む仕事であっても、必ずポイントをおさえて行動います。

どうしてそんなことができるのでしょうか。

できる人は、常に頭の中にいわば「見取り図」を描いているのです。

「見取り図」は、実際に絵や地図にまとめている人もいますし、

頭の中で想像している人や箇条書きや文章にしている人もいます。

その形式はさまざまですが、まさに「見取り図」

と呼ぶにふさわしいものを持ちながら仕事をしている

「見取り図」には必ず、

「現在地」「行程」「目的地」の3つが含まれています。

「見取り図」の余白には、別の道を行くための情報も書き込まれています。

当初通るべき道がふさがっていた場合、

どの道を通ることができるかについても検討できる余地があります。

また、目的地のその先についても考えられるように、

その先に土地が広がっている、そんな「見取り図」です。

よく、「ゴールを決めることが大切だ」と言われますが、

ゴールを決めただけでは、どう進めばいいかわかりません。

ゴールへの道筋も描かれた「見取り図」こそが大事なのです。

コーチング・セッションで実際にあった例です。

シンガーソングライターのすわじゅんこさんは、

「千人規模のライブを成功させたい」「世界の人たちに愛の歌を届けたい」

という目標を持っていました。着実に行動を積み重ねているものの、

どうもやる気が出ずに困っていたことがありました。

話を聞いてみると、目の前の具体的行動に取り組むばかりで、

先々のスケジュールが立っていないために、やる気が湧かないのだということがわかりました。

ゴールまでのプロセスが見えていなかったのです。

そこで、これから半年間の「見取り図」を明確にするセッションを行いました。

長方形の会議室の真ん中の一直線上を時間軸に定めます。

中心が現在。前方の端が未来。後方の端を「過去」と定めました。

過去から「現在」まで、一直線上を歩きながら、これまでの半年間を思い返し、

味わってもらった上で聞きました。

「どんな半年でしたか?」

「過去半年で、たくさんのことをやってきました。

たくさんのお客様とも出会えたし、あらたなビジネス上の出会いもありました」

次にこれから先の「心躍る未来像」を思い描くために、

「現在」から「未来」に向かって、ちょうど半年後だと思えるところまで歩いてもらい、

「どんなことが起こるか、あるいは起こしたいか、思い浮かぶことをお話しください」と促しました。

「半年後、300人以上のお客さんを前にして歌っています」

「それができていたらどんな気分ですか?」

「達成感があります!」

彼女は目を輝かせて語ってくれました。

そして、そのゴールに至るプロセスも大小問わず書き出して、スケジュール化していきました。

ゴールとプロセス、さらには、その他の可能性も含めて全体を俯瞰する

「見取り図」ができあがりました。その結果、彼女はやる気を取り戻し、

まずは目の前のことに取り組み始めたのです。

セッションから半年後、彼女はミャンマーの最大都市ヤンゴンのステージで

五万人を前にして自分のオリジナルソングとミャンマー語の伝統的な歌を歌いました。

観客は300人どころではありません。まさに「心躍る未来像」を実現させていたのです。

ゴールにたどり着く「見取り図」を持つことで、

確実に早く目的地に着くことができるのです。

しかも、予想を超えて早く着くことだってあるのです。

10秒で行動する人は、考えるが、悩まない

執筆者
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10秒で行動できる人は、考えはしても、悩むことをしません。逆に行動できない人の多くは、「すぐ悩む」という特徴があります。

「今後この仕事を続けていくべきか悩んでいるんです」

ごく普通の日常会話で「悩む」という言葉をよく使う方は要注意です。

パスカルは「人間は考える葦である」とは言いました。

「考える葦」であって「悩める葦」でないところが重要です。

「考える」と「悩む」は、似たような言葉ですが、意味はまったく違います。

「考える」とは、論理的思考法を使って、なんらかの解決を図るために頭を使うこと。

一方「悩む」というのは、「行動に結びつかないように考える」ことです。

解決を図ろうと考えながらも、結論を出さず、行動にも結びつけません。

そして、それを「考えている」と勘違いしてしまいます。

悩みたい人は、次のことをすればすぐに悩むことかできます。

1:ネガティブな気分に浸る

2:結論を出さずに堂々巡りをする

3:できない理由をとことん探す

4:他人に相談するが、アドバイスを活かさない

5:結論が出たとしても行動しない

これだけやれば、完璧に「悩む」ことができます。

逆に、次の5つをやれば

「悩む」ことから脱出することができます。

1:ポジティブな気分に浸る

2:仮でもいいから結論を出す

3:「どうしたらできるか」をとことん考える

4:他人のアドバイスは自ら取捨選択する

5:結論が出たら行動する

この5つのプロセスをたどるのが、「考える」ということです。

もしも考えて結論を出していれば、あとは行動するだけなのですが、

悩むのが好きな人は、行動を先延ばしして、相談をずっと重ねてしまいます。

そういう方は悩むのが大好きなのです。

とにかくいろいろな人に相談し、返ってきた意見をまた別の人に話して、

「あの人はこう言っているけどどう思う?」と相談を繰り返しているのです。

占い師に相談するのが好きな人だと、

何人もの占い師にお伺いを立てたり、おみくじを何本も引いたりしています。

もしもそんなサイクルにはまっているなら、

一度、自分の姿を客観的に見てみてください。

すると気づくことがあるはずです。

そして、相談ばかりしている自分を変えたいと思うのであれば、

先に挙げた「考える5つのプロセス」をしっかりと実践してみてください。

10秒で行動する人は、「失敗」を考えない

執筆者
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「失敗するために、全力を尽くしています!」と胸を張る人はいません。失敗することもありますが、失敗を目指して行動する人はいないはずです。何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、失敗することばかりを考えている人が多いのも事実です。

人は意識を向けた方向に進む、という性質があります。

道を歩いていて、前から歩いてきた人を避けようとして相手の動きを見ていると、

せぶつかりそうになった、という経験は誰しもあるでしょう。

これは意識を向けているために、そちらに近づいてしまったのです。

失敗も同じで、失敗について考え続ければ、失敗に近づくことに。逆に、成功について考え続ければ、成功に近づきます。

どんどん行動をして、いつもうまくいく人は、

この法則を無意識に理解しています。

失敗を考えず、成功することだけを考えているから、うまくいくのです。

あなたもこの法則を利用してみてください。

「成功するために行動する」ことを徹底的に考えてみましょう。

最高に楽しい気分になっているときに、成功した場面を思い描いてください。

その成功を得たいのだと思えたところで、どんな方法で行動するのか検討します。

成功するためには、いくつもの方法があるはずです。方法は無限にあります。

であれば、その中でもベストは何だろうか?もっと良いやり方はないか?

もっと効果的な方法はないか?と考えてアイデアを書きとめていきまし

どうしたら成功できるか。Howを考え続けるのです。

そうすると「失敗」なんて考えている暇はなくなります。

前向きに考えるというのは、楽観的な気分で、いかにしたら前に進めるかを考え続けることです。

それは、むしろ、あなたの心のセンサーが何かを感じ取った証拠です。

どうすればそんな「失敗」をしないで済むか、アイデアを出してみましょう。

「失敗」に陥る道筋が見えたなら、どうすればそれを回避できるかを考えるのです。

その際も、どうしたら成功できるかを考え、方策が見えたら実行していけばいいのです。

ここでも、失敗について考えているわけではないのですね。

失敗しない方法に意識を向け続けているのです。

エジソンは、電球の素材フィラメントを発見するために無数の失敗をしました。

しかし彼は、「電球に向かない素材を無数に発見したのだ」と捉えて、

いっこうにめげませんでした。

だからこそ、見つかるまでずっと研究を続けることができたのです。

私たちの人生も同じで、成功するまで行動し続ける勇気が必要なのです。

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