LGBT

【LGBTとは?】なぜ生まれる?LGBTの子を持つ親は誰?

悩んでいる人
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LGBTって2015年くらいから聞くようになったけど、どういう意味なんだろ?
当事者
当事者
「LGBT」って言葉が本当に増えましたよね!そして、分かりづらいですよね!
本記事で伝えている内容

・LGBTとは何なのか?

・LGBTは他人事ではなく、自分事である

オネエタレントの存在

テレビでタレントやモデル、料理研究家や教育評論家など「オネエ言葉」を使っている姿を目にする事が増えました。例えば・・・と言いたいですが、第三者が公表するのはマナー違反なので、人名は控えさせて頂きます。

ちなみに、「ゲイ=オネエ」は違います。実際、オネエ言葉を使わない当事者の方が圧倒的に多数です。

メディアを通して、日本は性的マイノリティと言われる僕らに対して寛容的であるような雰囲気はありますが、まだまだ日本特有の見えにくい排除の仕方取り込みがあります。

よって、オネエタレントは定着しましたが、「LGBTブーム」を前提にLGBTへの理解が進んでいる訳ではありません。

iPhoneやApple製品が大好き!

アップル社の現CEOティムクックは、大々的にカミングアウトをしました。日本でもニュースになりました。彼はカミングアウトをした際、1つのメッセージを発しました。

ゲイである事は、神からの最大の贈り物だ。

こう彼は言ったのです。この言葉に救われた人は多かったです。ゲイ当事者は、iPhoneを含めApple製品を使うユーザーが多い理由は、ティムクックの事が好きだからです。

彼の発言は戦略でしょうか?僕は違うと感じました。戦略とかではなく、彼は一人の人間として、きっと彼にとって大事な一人の人間に向けて発言をしたんだと思います。

少しづつですが世界は変わりつつあります。僕自身、もっと加速させたい気持ちです。歴史的にみても改革2パターンしかありません。

パターン1:トップダウン(上から下)

パターン2:ボトムアップ(下から上)

同時に起これば改革は加速すると僕は信じてます。

親の世代がカミングアウトを受けた時、どう答えたか?

LGBT当事者の80%はカミングアウトはしません。そして、一番カミングアウトが出来ない相手はです。

カミングアウトを親にした際、親が返答した言葉が以下です。

■産まなきゃ良かった。

■やめてよ!気のせいよ!気持ち悪い!

■産んでごめんね。

■死んでくれ!

■他の家族や親戚には秘密にして!

■治るの?

■手術するなら家から出て行け!

LGBTのコミュニティは非常に狭く、情報の流れが早い傾向があります。

こういった言葉を聞きたくないから、カミングアウトをしない当事者は多いです。

LGBTへの理解が深い世代は誰か?

2015年からLGBTに関する調査結果が溢れるようになりました。様々な企業や機関がLGBTに関するアンケートを実施しています。アンケート結果で非常に顕著なのは、

20代・30代の女性の90%は、LGBTに対して寛容的!と結果が出るのです。若い女性は、LGBTへの理解が進んでいるんでしょうね・・・。逆に、彼女達はLGBTを嫌う人を嫌う傾向もデータ(結果)として出ています。

当事者
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なぜ、若い女性はLGBTを毛嫌いしないんだろうか・・・?

女性脳男性脳の違いなんですかね・・・。正直、分からないですが、確かに僕の周りや過去を思い出しても20代の女性は全く毛嫌いをして来ません。逆に、「ゲイの友達が欲しい!」と言って来てくれます。

男性はLGBTを嫌う傾向があります。そして、年齢を重ねれば重ねるほど顕著です。やはり、「キモイ!」と思うんでしょうね!

LGBTとは?

LGBTとは?

LGBTとは、性的マイノリティのうち特定の人々を頭文字で表し「代表」とする言葉です。

Lは、女性に対して性愛感情を抱く女性です。

Gは、男性に対して性愛感情を抱く男性です。

Bは、男性女性の両方に性愛感情を抱く両性愛者です。

Tは、生まれた時に宣告された性別に違和感や距離を置きたい性別越境者です。

大多数である性的マジョリティは、ヘテロセクシュアルやシスジェンダーと言われます。 つまり、異性に対して恋愛感情を持ち、割り当てられた性別に違和感を覚えていない人です。

例えば、

「俺は男性で、女性が恋愛対象」

「私は女性で、男性が恋愛対象」

こういった方々は性的マジョリティであり、「LGBT」の間では「ノンケ」と呼んだりします。ちなみに、アセクシュアルなど「LGBT」から漏れている性的マイノリティも存在します。

アセクシュアルとは?

男性女性の両方に性愛を感じない無性愛者

 

LGBTそれぞれの課題は全く違う

LGBTと一括りにされてしまいますが、それぞれの課題は全く違います。例えば、結婚

Lは、同性婚ができる日本を希望しています。

Gは、同性婚ができる日本を希望しています。※LとGはこの場合一緒です。

Bは、異性を選んだ場合、今の結婚制度を利用する事ができます。

Tは、同性婚は関係なく性別を容易に変更できる社会になれば今の結婚制度を利用できます。

上記の通り、結婚一つにおいても同性婚を望む人同性婚は自分には関係ない!が明確に分かれるのです。よって、LGBTと一括りにしますが、課題は別だったりします。

「LGBT」の子を持つ親は、「LGBT」なのか?

「LGBT」は先天的と後天的二種類があると言われています。

■先天的は、生まれた時から「LGBT」

■後天的は、ある日を境にして「LGBT」へ変化

ちなみに僕の場合、先天的です。生まれた時から「LGBT」です。そして、僕の両親は「LGBT」ではなく、僕の弟も「LGBT」ではありません。要するに“遺伝”ではないのです。そして、病気でもありません。人間だけではなく、同性愛は動物にも存在しています。

病気の場合、予防治療があるはずです。しかし、予防や治療って無いです。性転換手術って言葉がありますが、これは病気を治療する意味ではありません。

遺伝でも病気でもない。それなら何故、「LGBT」が世の中にいるのか?は、未だに解明されていません。

後天的なLGBTとは?

僕は今まで、後天的にLGBTへ変化した方と10名以上、お会いした過去があります。

その内の1人(男性)は女性と結婚をして子供を育て、44歳の時に女性への興味がなくなり男性に性愛感情を持つようになった方がいました。信じられない!かもしれませんが、後天的にLGBTへ変化する可能性が誰にでもあるのです。ゲイの間(新宿二丁目)では、後天的になる瞬間が多い年代は、「10代、20代、40代」と言われています。

不思議ですよね?30代、50代以上が含まれていないのです。

10代、20代、40代の時に、異性愛者から同性愛者に変化する方々が非常に多い!と言われているのです。※もちろん、科学的な根拠はありません。新宿二丁目では、一度ONにすると二度とOFFにならないスイッチがあると言った表現をします。

僕自身、以下の通りの認識を持っています。

【有り得るパターン】異性愛者から同性愛者へ変化する。

【有り得ないパターン】同性愛者が異性愛者に変化する。

性は流動的」って言葉がありますが、同性愛者が異性愛者に変化した事例を15年間一度も見たり聞いた事は無いのです。

ゲイは、女性になりたいのか?

違います。ゲイ当事者全員が、女性になりたいとは思っていません。逆に、レズビアンも男性になりたいとは思っていません。

世の中、男性・女性のように「カテゴリー化」がまかり通っています。「LGBT」の難しい所は、男性・女性で区別する事に限界がある点です。よくアイデンティティと言いますが、何が言いたいのか?と言うと、「自分の性は、自分で決める。それを尊重します。」を表しています。

何をもって、自分の性は自分で決めるのか?

キーワードは、3つです。

【1】割り当てられた性別

【2】性自認(自分の「性」をどう思っているか?)

【3】性的指向(魅力を抱く性別の方向性)

僕の場合

【1】割り当てられた性別は、「」です。

【2】性自認は、僕は自分を「」と思っています。

【3】性的指向は、僕は「」が恋愛対象です。

よって、ゲイです。

ちなみに、多くの男性は以下赤色の箇所が、僕との違いです。

【1】割り当てられた性別は、「」です。

【2】性自認は、俺は自分を「」と思っています。

【3】性的指向は、俺は「」が恋愛対象です。

よって、ヘテロセクシュアル(ノンケ)です。

このように、世界的には「割り当てられた性別」「性自認」「性的指向」の3つを基準にして、「アイデンティティの尊重を促す=LGBTムーブメント」動きが加速しています。

「性」は本人が選べない

この記事を読んで頂けている方は、自分の「」はどうやって決めましたか?

「俺は、男性を選んで生まれて来たんだ!」

「私は、女性を選んで生まれたよ!」

そう言えますか?

LGBTも一緒なのです。僕らも「LGBT」を選択して生まれて来た訳ではありません。僕の場合、腹を割った話、もし生まれ変わるとしたらゲイが良いですか?と質問されれば、「NO」といいます。(笑)

LGBTとして生まれてしまい、非常に息苦しい現実社会が目の前にあります。だから、こうやって記事を書くし、こうやって知って頂きたいのです。

10代の時は、僕は両親を憎んでいました。

「なぜ、俺を生んだんだ?」

「なぜ、俺を育てたんだ?」

「お前らも、俺と同じ苦しい気持ちを持てよ!」

これを両親に対して心の中で叫んでいました。口にしなかった理由は、カミングアウトをすると両親が悲しむと思ったからです。

「悲しませたくないけど、憎い」

そんな気持ちを誰にも言えず大人になるLGBT当事者が大半です。

自分の子供がLGBTだったら?

この記事を読んで頂けている方の中には、既にお子さんがいる方。もしくは、今後お子さんを持つ方がいらっしゃると思います。

子供 = 宝物

万が一、自分の子供がLGBTだったらガッカリしますか?

僕は親の立場になった事がないしなれないのですが、きっと親の立場になったら「子供の幸せ」を何よりも一番に願うのは事実だと思います。ここは人それぞれの考え方だと思いますが、

■ 子供の幸せを願う = LGBTでも構わない。

■ 子供の幸せを願う = LGBTだと困る。

この2択だと思います。

もちろん、「正解」はありません。子供の立場に立って考えると親にはいつまでも自分の味方でいてもらいたい。だから、「LGBTでも構わない!」と言ってくれる親を期待しちゃいます。

「孫の顔が見たい」

「長男なんだから、家系を繋ぐ責任がある」

こういった言葉に違和感を持ちます。

自分の子供に、LGBTを敵視していない!を表現する方法

LGBTは「レインボーフラッグ」で表現されます。レインボーフラッグは全世界共通です。6色8色の色で自分達の存在を表し、また、LGBTを嫌ってません!を表すシンボルです。このレインボーを食卓やお弁当で表現するのはいかがでしょうか?(ご提案です)

上の画像は日本航空(JAL)の機内食です。JALLGBTフレンドーを掲げていて、たまにレインボー機内食が振舞われます!美味しそうですよね!!!!!!(笑)

水色の食材は何ですかね?ポテトだったかな・・・??(笑)なんか、気持ち悪い色ですよね???(笑)グミって感じだよねっ!(笑)

「今日は、レインボー鍋だよ!」

「今日のお弁当は、レインボー弁当だよ!」

「今日の給食は、レインボー散らし寿司だよ!」

このような形で、パパやママ、そして先生はLGBTを敵視していないを表現する習慣は子供達が異性愛者だろうが同性愛者だろうが気付く瞬間は来るでしょう。そして、子供が小さい時からLGBTについて食卓で話し合う習慣もおすすめです。

話をしたり表現することで、子供達がLGBT化する事は無いです。

子供達が少し大きくなった頃に、なぜレインボー鍋を作ったのか?後々、説明すれば良い事だと思いますし、レインボー弁当はキャラ弁を作るよりは手間要らず!な気が僕はしてます。

14人に1人がLGBT

2015年、総合広告代理店の電通と博報堂がそれぞれ「LGBTの割合」を発表しました。

数字にバラ付きはありますが、14人に1人がLGBT当事者。

この数字は、LGBT研修や講演会では知れ渡っています。では、14人に1人ってどんな数字なんでしょう?

・日本人の「左利き」と同数です。

・日本人の血液型で「AB型」と同数です。

・佐藤さん、鈴木さん、田中さん、高橋さん、伊藤さん、渡辺さんの苗字を持つ方と同数です

身近にLGBTはいない!と言えない数字なのです。そして、14人に1人がLGBT当事者という事はそれ以上に「LGBTの子を持つ親」の存在が沢山いる事になります。そして、今後この記事を読んで頂けている方々が「LGBTの子を持つ親」の立場になる可能性があります。

なぜなら、「ゲイ遺伝子」は無いからです。※「ゲイ遺伝子」はない参照元

LGBTが少子化を加速しているのか?

これは論点が違います。少子化とLGBTは関係ありません。

なぜなら、LGBT当事者の身体は異性愛者同様に機能しています。今の日本は難しいのですが、海外では同性カップルが自分達の子供を作って育てている事例が非常に増えています。こういったニュースは日本では放送されないからもどかしいです。

僕は渋谷や新宿を頻繁に歩きます。すると、男女のカップルが手を繋いで歩いてる姿をみて、「羨ましいな・・・」と感じるんですよ。

男女のカップルはある意味カミングアウトをしています。僕達は同性愛者ではありません!を手を繋いで歩く事で多くの人々が認識します。※どちらかがバイセクシュアルの可能性も残りますが、好きな人と手を繋いで街を歩けるのは素敵な事です!

好きな人と手を繋いで街を歩く。こんな簡単な事ができないから羨ましい感情を抱く。そして、子供を連れて歩く家族の姿は憧れです。「僕だって子供を作れる身体のはずだし、好きな人(=男性)と結婚したい。二人で家族を作り上げたい!!」この気持ちはありますが、日本は僕らに対して「NG」を突き付けて来ます。

異性愛者と同じように税金を払って、同じ社会のルールの上で生活をしているのに異性愛者と同じ土俵に立てない僕らは少子化を加速していますか?

同じ土俵に立てないから、「」を感じてしまいます。そして、異性愛者と同性愛者のように「」にされます。だから、「差別」と僕らは表現するのです。女性への差別、人種への差別、教育への差別。「差」があって「別」にされるから「差別」なのです。 

まとめ

LGBTは他人事ではないと感じて頂けたのであれば非常に幸いです。

大切な時間を使って頂き、心からありがとうございます。

2001年、世界ではじめてオランダが同性婚を合法にしました。合法化して20年近くが経過しました。今、オランダの10代の子供達は、

昔、同性同士は結婚ができなかった事実を知って「嘘だろ?」「信じられない!」と発言をします。それくらい当たり前になっているのです。

日本では一昔前まで女性に選挙権はありませんでした。これを知った若い方々は「嘘だろ?」「信じられない!」と思うでしょう。この感覚に非常に近い感覚をヨーロッパの子供達は同性婚に対して持っているのです。

日本も、是非、そういう感覚を持つ子供達が増えて欲しいです。