
※本画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)の押し花アートです。




【お祝いのマナーと文例】退院・快復のお祝い例文(サンプル)
快復した人が元気になったお祝いに品物を配ることを快気祝いといいます。お見舞いをいただいた人へのお返しという意味もあります。
本来、快気は病気が快復することですが、現在はケガの場合にも使われています。回復した人へのお祝いの手紙なども一般的に快気祝いと呼びますが紛らわしいので、ここでは快復祝いとしました。
快復祝いでは、療養中に苦労した家族へのねぎらいも忘れないように書きましょう。
■退院を喜んでくれている
■家族をねぎらってくれている
■形式的ではなく親身になって自分の体を心配してくれている
■社会復帰をあたたかく迎えてくれる
■病気やケガの症状をしつこく尋ねてくる
■自己流の健康法や健康食品を無理強いする
■同情が強すぎる
■病気で迷惑したことをくどくどと書いている
■事務的な連絡事項に終始し、温かみがない
基本のスタイル:はじめの挨拶
頭語・時候の挨拶など(気軽な相手なら省いても大丈夫です)
基本のスタイル:喜びとねぎらい
・快復を喜ぶ
・療養中の辛苦をねぎらう
・家族など介護者の苦労をねぎらう
基本のスタイル:今後の励まし
・無理せず養生をすすめる
・援助をおしまない姿勢
・社会復帰を手助けする姿勢

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【お祝いのマナーと文例】長期療養後のお祝い(例文)※サンプル
拝啓
青葉の候、目にうつる若々しい緑が心にみずみずしい活力を与えてくれるようです。
このたびは、退院おめでとうございます。
闘病生活を乗り切った君の精神力には感服します。さらに、奥様をはじめご家族のみなさまの熱心なご介護にも頭が下がる思いです。
君をはじめ、ご一家のみなさまの喜び安堵はいかばかりかと推察します。
退院したからには、なるべく早く仕事の現場に復帰し、働きたいと願うのが本来でしょう。しかし、しばらくは養生専一をむねにすごされるよう。つまらない忠告ではありますが、ぜひとも旨にとどめおきください。
朗報に、書中にてお祝い申し上げます。
お祝いの言葉やマナー:書き方のマナー
親しい人が退院したら、共に喜び、お祝いの手紙を送りましょう。入院中にお見舞いに行っていれば、本人から快気祝いが届くことが多いので、その返礼としても手紙は出したほうがよいのです。
退院したことを喜び、また闘病生活を支えた家族の苦労をねぎらいます。
長期療養の場合は、退院しても体力が落ちているでしょうから無理をしないように伝えるのをオススメします!
お祝いの言葉やマナー:書き換え文例
「長期の入院で心配していましたが、ご本復と伺い安堵しました。」

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【お祝いのマナーと文例】事故で入院の退院お祝い(例文)※サンプル
朝晩は涼しい風邪が吹くようになりました。ご退院おめでとうございます。
思いのほか早いご退院に、主人も私も安堵し喜んでおります。
家庭の中心である、お母さんが戻られて浩二さんもお子さんたちも、さぞかし安心されたことでしょう。
そうはいっても、熱い最中のギブスは大変なことでしたね。よくご辛抱なさいました。浩二さんもお子さん2人のお世話、本当にお疲れ様でした。頭が下がります。
しばらくは、リハビリなどがあって大変でしょう。私にできることは、遠慮なさらず、何でも言ってください。
まずは書中にてお祝い申し上げます。
お祝いの言葉やマナー:書き方のマナー
退院した親戚の女性にお祝いの手紙を送ります。完治したとはいえ、事故は辛い思い出ですから、触れない方が良いと思います。
お祝いの言葉やマナー:書き換え文例
「順調なご本復、心からお喜び申し上げます。」
「ご心配なさったご家族のみなさまにも、お祝い申し上げます」

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【お祝いのマナーと文例】自宅療養での快復のお祝い(例文)※サンプル
智美さん、大寒の冷気がすがすがしいね。身も心もリフレッシュするようだ。
年明けから復職したそうですね。もう、そんなに回復したのかと驚いたよ。最初は、疲れるだろうから、徐々に慣らしていくといいね。
一所懸命な人は、ときどきひどく疲れてしまうものです。
昔の人は、そういうとき、山やお寺に篭ったり、あてのない旅に出たものなんだ。智美ちゃんの半年も、そういう期間だったんだと伯父さんは思うよ。以前と同じ職場や、同じ人間がきっと今の智美ちゃんには別のものに見えるんじゃないかな。
それが修行の成果というわけだ。休日に、疲れていないようだったら、遊びにおいで。伯母さんのレモンケーキが待っているよ。
お祝いの言葉やマナー:書き方のマナー
精神的な理由で自宅療養をしていた姪の復職を祝います。明るい調子を保ちながら、相手の心によりそった表現を心掛けましょう。
お祝いの言葉やマナー:書き換え文例
「人はだれでも、長い人生の中で休み時間が必要です。長時間ドラマに挟まるCMみたいなものだね」

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【お祝いのマナーと文例】高齢者の場合の退院お祝い(例文)※サンプル
拝啓
陽春の候、お互い今年も春を迎えることができ、喜ばしい限りであります。
ご退院の朗報に接し、仲間一同喜んでおります。年寄りは、木の芽どきには体調をくずすなどといわれておりますが、この時期に本復されるとは、さすが金沢さんだと、みんな驚いております。
窮屈で味気ない病院から、我が家へ戻られ、さぞかし晴れ晴れとしたご心境でありましょう。
お子様がた、お孫様がたも、ご安心のこととお喜び申し上げます。
気候もよくなりますので、リハビリもおかねて、老人会にも少しずつ足をお運びください。一同、お待ちかねております。
書中にてお祝い申し上げます。
お祝いの言葉やマナー:書き方のマナー
退院したお年寄りに、老人会の仲間からお祝いを伝えます。「木の芽dき」は、木の芽が出る季節のことをいいます。
お祝いの言葉やマナー:書き換え文例
「病院で悪いところをすっかり修理して、若返って家に戻られたことでありましょう」

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【お祝いのマナーと文例】若い人の退院祝い(例文)※サンプル
退院おめでとう!
というか、入院してたって聞いてビックリしたよ。朝の電車の中で、偶然中島さんに会って聞いたんだけど。インフルエンザなのに無理して出社して急性肺炎になったんだって?そういうのって、話にはよく聞くけど、知り合いがそうなるとは思わなかった。大変だったんだな。お疲れ様。
早く知っていれば、くだものかごを持ってお見舞いに行ったんだけど、ごめん。
ともかく無事、退院してよかった。
しばらくは、あんまり無理しないで、様子を見たほうがいいかもね。元気になったら、みんなに声かけて、おめでとう会をやろうぜ。
じゃぁ、また。急ぎ、お祝いまで。
お祝いの言葉やマナー:書き方のマナー
知人の入院を退院後知って、取り急ぎお祝いのハガキを送ります。お見舞いに行けなかったことを詫びるのを忘れずに。
お祝いの言葉やマナー:書き換え文例
「知らなかったとはいえ、お見舞いにも行けず悪かったよ。申し訳ない。」


