
※本画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)のフォーエバーフラワーを採用しています。



■ 婚約の儀式を行うかどうか、両家の親を含めて相談する
■ 結納や両家食事会などを行う場合は、その形式や場所などを決める
自分たちに合った婚約のスタイルを選びましょう!
婚約には色々なスタイルがある
婚約には日本の伝統的な儀式である「結納」から、婚約指輪を贈るだけのシンプルなスタイルまで、いろいろな方法があります。
お互いの希望や予算について話し合い、自分たちに合ったスタイルを選ぶようにしましょう!
婚約スタイルは親も交えて決定をしましょう!
婚約のスタイルをめぐって両家の間でトラブルになることもあるので、親にもよく相談し、両家の親も納得のいくスタイルにすることが理想です。
いろいろな婚約スタイル
婚約式 | もともとはクリスチャンが婚約するときに教会で行う儀式です。家族や友人の立会のもとで婚約を交わす「人前婚約」というスタイルもあります。 |
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結納 | 日本の伝統的な婚約スタイルで、いわれのある結納品や結納金などを取り交わします。正式結納と略式結納があり、現在は略式結納が主流です。年々、結納を行うケースは減っていますが、結婚の厳粛なイベントのひとつとして検討してみてはいかがでしょうか |
両家顔合わせ食事会 | 両家の家族を紹介し合う意味をかねて、レストランや料亭、ホテル、どちらかの自宅などで食事をともにします。この席で婚約記念品の交換を行うケースが現在では主流になっています。 |
婚約披露パーティー | 親族や親しい人たちを招いたパーティーを開き、婚約の発表とお互いの披露・紹介をします。欧米では一般的なスタイルで、本人が主催する場合と友人が法華人となる場合があります。 |
婚約通知状 | ハガキやカードで婚約したことを通知します。婚約から挙式・披露宴まで半年以上あくときに、披露宴に呼ぶ予定の日に前もって知らせておくのに役立ちます。 |
婚約記念品の交換 | 婚約のあかしとして、記念品を交換します。男性から女性に婚約指輪を贈り、女性から男性に腕時計などを贈るのが一般的です。 |

※本画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)のフォーエバーフラワーを採用しています。
結納①:結納の形式と日取り、場所を決める
両家が集まって行う略式結納が主流
しかし、現在では、両家がどちらかの自宅やホテル・料亭など、ひと所に集まって結納式を行う略式結納が主流です。
挙式3ヶ月前までの日柄のいい日に
また、結納のようなおめでたい行事は、午前中に行うと縁起がいいとされるため、午前11時ころに結納式を始めて、そのあとで昼食に祝い膳を囲むといった流れがオススメです。
日時については、日柄や縁起を気にする人もいるので、自分たちの都合ばかりを優先させずに、両家の親を交えて決めるようにしましょう。

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結納の服装
正式結納ならば正装、略式結納の場合は準礼装や略式装とします。基本は本人同士の服装の格に出席者が合わせることです。女性が準礼装で男性が平服などとならないよう、事前によく打合せをしましょう!
女性本人
和装ならば華やかな訪問着、つけさげなどをしましょう。正礼装の振袖も結納らしい装いがオススメです。洋装ならば上品なワンピースやスーツです。ミニスカートや黒は避けましょう!
母親
女性本人と格を合わせて、和装ならば訪問着やつけさげ、色無地などにしましょう。洋装では黒以外のフォーマルなワンピースやスーツにしましょう。
男性本人
ブラックスーツでワイシャツは白、ネクタイはシルバーグレーか白が基本です。略礼装ならばダークスーツがオススメです。靴下と革靴は黒色にしましょう。
父親
ブラックスーツに白のワイシャツ、シルバーグレーのネクタイが基本です。略礼装ならばダークスーツでもOKです!
両家で結納のやり方が違うときは
結納は、もともと男性側が妻に迎える女性宅を訪問し、いままで育ててくれたお礼を相手の親にするものでした。ですから、結納の主導権は本来、男性側にあります。ただ、女性側が結納を盛大に行う土地柄のときは両家で相談のうえ、女性側に合わせるとよいでしょう。

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結納②:結納品をそろえる
関東式と関西式に大きく分かれる
これに対して関西では、男性側から女性側に結納品を贈るだけなので、「結納を納める」と表現します。その土地のしきたりや具体的な品目のそろえ方は、購入先で相談してみるとよいでしょう。
男性側から結納金も贈る
結納の際に、「帯料」として男性から女性に贈られる結婚支度金です。金額は、100万円、70万円、50万円など、縁起のよい金額が一般的(男性の月給の3ヶ月分といわれます)
結納金のお礼として、女性側が贈るお金です。
関東 | 結納金の半額程度を「袴料」として贈ります。最近では、結納返しの手間を省くため、最初から結納返しの額を除いた半額を結納金にすることもあります。 |
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関西 | 基本的に結納返しは行いませんが、その金額の1割程度を、結婚式のときに男性側の家族に品物で贈るケースもあります。 |
結納返しは、結納時に同時交換の形で行うことが主流です。ただ、日をあらため、女性が両親とともに男性側の実家を訪ねて渡す方法もあります。

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結納③:結納の進め方
仲人を立てない略式結納では男性の父親が進行役を
自宅で結納を行う場合、本来は仲人がその進行役を行いまsが、仲人を立てない略式結納では、男性の父親が進行役になります。
ホテルや結婚式場などの結納パックを利用した場合には、会場スタッフが指導してくれたり、進行役になってくれることもあります。
関東式略式結納の流れ
結納品をおく
男性は準備してきた結納品を上座を見て右側におきます。女性は結納品を同様に左側におきます。
あいさつと着席
最初に本人同士が、次に両親同士が挨拶をします。
挨拶の礼:「本日はどうぞよろしくお願いいたします」(または目礼のみ)
始めの挨拶
男性側の父親が結納式の始まりを告げる挨拶をして、一同、深く礼をします。
男性側の父親の挨拶礼:
「この度は●●様のご長女××様と、私どもの長男■■にまたとないご縁をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。本日はお日柄もよろしく、結納の儀をとり行わせていただきます。本来ならば仲人様を通じて正式にお納めするべきですが、前もってのお話どり、略式にて納めさせていただきます」
男性側の結納品を女性側に納める
男性側の母親が結納品を飾り台ごと持ち、女性本人の前に運び、一礼して席に戻ります。男性側の父親が口上を述べて深く礼をします。
男性側の父親の礼:
「こちらは私どもからの結納品でございます。どうぞ幾久しく、めでたくお納めください」

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いただいた結納品はどうするのか?
挙式が近い場合は、そのまま自宅の床の間に飾っておきます。時間があく場合は2~3週間飾ってからいったんしまい、挙式1ヶ月前にもう一度飾るようにしましょう。
挙式後はかつお節や昆布は料理に使い、ほかの品はとっておいても処分してもかまいません。ただし処分するときは、お守りなどと同じように神社にお願いするとよいでしょう。


