
プロポーズは、「不必要な文言を抜いていく」ことの方が「必要な文言を加える」よりも重要です!
プロポーズはどうしてもありきたりな言葉になりがちですが、どうせプロポーズの言葉を送るなら、あなたらしい言葉にしたいですよね!
単刀直入に、プロポーズの文言は「不必要な文言を抜いていく」ことの方が「必要な文言を加える」よりも重要です。
つまり、消去法が1番文言を考える上で必要なことになってきます。そこでここからはまず、「絶対にNGな文言」についてお伝えしていきたいと思います。
① ウェディング業界で10年間経験をした人間の情報が源です。
② 式場のプランナー50名分の知見を集約した情報が源です。
③ 実際に、結婚式を行った卒花嫁さん(約200名)の情報が源です。

※本記事の画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)のアフターブーケを採用しています。

プロポーズ:絶対にNGな文言
【プロポーズ】俺に尽くしてくれ系ワード
よくありがちなのがこちらです。
一生、俺のためにご飯を作ってください。
こんなだらしないし、どうしようもない俺の面倒を見て下さい
こんな感じの文言です。
こんなのはかなりイメージ問題ですが、稀に令和になった今でもこんなプロポーズをする人が存在します。こんなプロポーズをされては、彼女も冷めてしまいます。
「俺と一緒に毎日ご飯を作って食べてくれませんか?」
「喧嘩をすることもあるけど、二人で協力しながら、それぞれの意見を尊重しながら一緒に生活してください」
なら、良かったのですが、前者は「俺のママになってください宣言」になっています。
これでは相手も快くプロポーズを承諾する気になれませんよね。配偶者はあくまで配偶者であり、対等な立場です。
あなたのお母さんになりたいわけでもありませんし、あなた専属の家政婦になりたいわけではありません。ですから、プロポーズの文言が独りよがりになっていないか、相手に快諾してもらえるかをしっかり確認しておきましょう。

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【プロポーズ】俺の苗字を名乗ってくれ系ワード
こちらもよくありがちなNG文言ですが、
「俺の苗字になってくれませんか?」
「〇〇家に嫁に来てくれませんか?」
「〇〇家の一員になってくれませんか?」
という文言です。
昔は結婚といえば嫁ぐイメージが強かったと思いますが、現代においてこの認識ではおそらくプロポーズが成功しても結婚生活を継続していくことは難しいでしょう。
まず、どちらの苗字を名乗るのかは、「二人で決めること」です。相手が苗字を変えたくない可能性も無きにしもあらずで、他にも相手の女性の家族構成によっても苗字を変えることが出来るのか出来ないのか変わってくると思います。
ちなみに私の友人の一人は三姉妹の長女で、実家が地元ではそこそこ大きな会社を経営している社長令嬢でした。この子は婿養子でないと結婚の許可がおりませんでした。
幸い友人の婚約者は「もし婿養子でなければ結婚が難しいということであれば、自分が苗字を変えるので結婚して欲しい」といった旨のプロポーズをしましたが、世の中にはそう簡単に苗字を変えることができない女性がいるのも事実です。
また、仕事の関係で苗字を変えたくない女性は意外と思うからもしれませんが、大多数存在します。多くのクライアントを抱えて仕事をしている女性や現職の在籍歴が長く、今更苗字を変えて仕事をすることに抵抗のある方もいます。
そういったことも考えると、プロポーズの文言にあなたの苗字を名乗って欲しい、またそれに近しい言葉を加えるのはやめておきましょう!

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【プロポーズ】自分の理想の夫婦像や家族像を語る
意外と多いのはこちらです!
「あなたと結婚して、毎日あなたがご飯作ってる間に僕が洗濯物回して干して、テレビ見てゆっくりして、あなたの作ったご飯を美味しいねって言いながら食べて、仕事に行って帰ってきてもあなたが夕食を作ってくれてて、その間に僕は洗濯物を取り込んで畳んで、そうこうしたら夕食が出来上がって、二人でその日あったことを話しながら食べて、あなたは僕が脱ぎっぱなしにした靴下を、もう!ちゃんと洗濯機に入れてよ!って言いながらなんだかんだ洗濯機に入れてくれて・・・。
あと子供は二人欲しい・男の子と女の子。週末は必ず家族でドライブしてこれだけは子供ができる前から絶対欠かしたくない。あなたが作ってくれたお弁当を持ってたまに公園に行くのもいいよね。子供達が一緒に来てくれなくなっても二人で一緒に出掛けられたらいいよね。そんな想像ばかりしているんだ」
なんとも微笑ましい理想かと思いきや、これも実はプロポーズされる側の女性にとってはかなりの圧力に感じるのです。
一見、相手が食事の準備をしている間に自分も洗濯物を・・・と家事にも協力的な姿勢を感じさせていますが、無意識に、
「ごはんをつくるのはあなたの仕事だからね!」と押し付けられている気分になります。
もちろん、相手がそれでいいなら問題はありません。
しかし、イレギュラーな時もあることを考えてみましょう!仮に相手の仕事の都合であなたの方が早く帰宅する場合、それまであなたはテレビを見て、のんきに相手が帰ってきてご飯を用意してくれるまで待ちますか?朝食も同様です。

※本記事の画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)のアフターブーケを採用しています。
プロポーズの前に準備すること
プロポーズをしようとしているあなたは、おそらく年月の長短はさておき、相手の女性と一定期間恋人同士として過ごされてきたことでしょう。
特に長い付き合いになる場合は相手の好みであったり、苦手なものであったり把握していることと思います。
ただ稀に相手の好みも苦手な物事も実は全く知らず、ほとんどが自身の押し付けで成り立っていたというカップルも存在します。
今一度、彼女の本音をしっかりとヒアリングしておくことをオススメします。結婚というのは言わずもがな、人生の分岐点です。あなたにとっても彼女にとっても同じです。
結婚後、「この結婚、失敗だったな・・・」とお互いが思わないためにも、プロポーズ前に準備しておかなければならないことをここでお伝えさせて頂きます。
【プロポーズ】結婚に対する共通認識を確認しよう!(家事分担編)
結婚において必要なことは、
最終目標が同じであること&おおよそのあらゆる価値観が似ていることです。
もちろん、全てドンピシャで同じ価値観を持っていればそれに越したことはありませんが、まずありえませんね。
お互いにないものを持っていることに惹かれあった二人であれば尚のことです。
では実際に結婚を考えた時、どんな共通認識が必要でどんな風に相手の認識を確認すればいいのか?をここでお伝えします。
まず結婚に際して必要な共通認識は「家事分担」と「共有時間」、そして「子供を作るか作らないか」「子供を作るとして、その後の育児分担についてはどうなのか?」「子供の育児教育方針は?」ということです。
ほとんどが子供関係の派生ですが、それは一旦置いておき、一つずつ見て行くと「家事分担」のところでは、
「結婚後、お互い仕事は続けるのか?どちらかが退職するのか?」
「共働きの場合はどの家事をどちらが担うのか?あるいは分担の仕方は何を基準に決めていくのか?」といった所でしょう。
そしてこれが一番大切なことですが、「家事に対する対価はどう考えているのか?」という所です。実はこれが後々かなり大きく響いてくるポイントになります。
私も含め、友人、知人、ネット上でもよくある話ですが、「夫は家事は無償で当たり前にやらなければならないことだから対価を払う必要はない。仕事は給料が発生している=家事より価値のある行為であると捉えている。家事も今や家事代行があるほど、価値が見出されてきているれっきとした仕事であるのに」と。
確かに家事は日々生活するためにしなければならないことですが、決して楽なものではありません。仕事をしながら、育児をしながら、その家庭家庭によって家事の負担量は変わってきます。
一人暮らしをしてた時はご飯を作って選択して干して片づけて終わりだったから家事なんて楽でしょ!掃除機なんて五分もあればかけ終わるよ!と多くの既婚男性からの意見も聞いたことがありますが、結婚するだけで洗濯物は2倍、掃除も部屋の数だけ増え、気分次第で外食もしづらくなります。
さらに子供ができれば、そこに育児が加わります。保育園や幼稚園に預ければ、登園支度もあり、毎日家事に時間を割く余裕はありません。家族の任数が増えれば増えるほど家事の大変さは増していきます。
それでも「家事は無償で価値のない当然にやらなければならないこと」という認識が二人合致していれば問題はありません。
しかし一方が家事に対する価値をないものとして考えているのであれば、まずそこから意見を交わし、共通認識を作る、もしくは意見をすり合わせていくしかありません。
もちろん、決まった事項に関し、やる側やらない側が存在してしまうのであれば、やらない側は家事において部外者ですから、口を挟むことはできません。
やる側に対して文句を言うこと、嫌味を言うことは言語道断です。そういったことも含め、家事に対する共通認識であったり、家事分担の仕方について話し合ったり、相手から質問形式で聞き出すと良いでしょう。

※本記事の画像は、株式会社bloom(ぶるーむ)のアフターブーケを採用しています。
【プロポーズ】結婚に対する共通認識を確認しよう!(子供編)
先程は「家事」にスポットを当てましたが、次は「子供」です。
夫婦になる上で一番欠かせない議題になるかと思います。まず子供を作るか作らないかで生活環境はかなり変化してきます。
子供を作らない場合は、どちらか、あるいは一方が仕事を続けるか、辞めるか、転職するかがおそらく結婚後の分岐点になってくるでしょう。
一方の人生の分岐点は当人だけでなく、配偶者の人生にも影響を与えるということを念頭に置き、生活していくことが既にどちらの頭の中にも共通認識として存在しているか?がカギになります。
そして「子供を作る」という選択をする二人においてはさらにいくつかの方向性を定めて置かなければなりません。先ほどお伝えした通り、育児をする上でも共通認識として大きく分けて二つあります。
① 「育児分担はどうしていくのか?」
② 「教育方針はどうするのか?」
を決めなければなりません。
双方の仕事(勤務時間や業態など)や得意不得意によっても育児の在り方は夫婦によって千差万別です。
たとえば育児分担においてどうしていくのか?については、何も産後に限ったことではありません。
・彼女の妊娠中、主に彼女をサポートは誰がどの程度するのか?
・もし彼女が妊娠障害で就業困難に陥ってしまった場合は、あなたの収入だけで生活していくことが可能であるのか?
・妊娠中の彼女を帰郷させるのか、それともあなたの実家にあなたも一緒に同居するのか?
・いざ分娩となったときは立ち合いをするのかしないのか?
・産後はどこで過ごすのか?
・サポートできる家族のもとで彼女と子供を住まわせるのか?
・サポート管理が整った施設に母子をお金を払って見てもらうのか?
産後直後でさえ、これだけの選択を二人でしていかなければなりません。子供の成長過程においては、
・いつから保育園に預けるのか?
・幼稚園にするのか?
・それまでどちらか、もしくはどちらも育児休暇の取得は可能であるのか?
・家事育児の分担と仕事、育児の両立の中でアウトソーシングできる家事はあるのか?
・またはそれをアウトソーシングさせるのか?
・もう少し子供が大きくなれば子供は何人を何年置きに作ろうと考えているのか?
・その通りに妊娠出産がうまくいかなければ次のプランはどうするのか?
・もし子供を自然に授かることができなければ不妊治療はどうするのか?
・二人で不妊治療に参加できるのか?
・また、もし無事子供を授かることができたとして、習い事はいつから習い始めるのか?
・子供の意見をどこまで尊重させるのか?
・学校は公立私立どちらに通わせるのか?
など、突き詰めると果てしなく、はじめに決められることときめられないことも存在します。
そんなとき、何を基準に決めていくのか?この軸をはじめに決めておく必要があります。たとえば、近い将来の話でいくと、「子供ができた時の妊娠中の彼女のサポートは誰がどのくらいの割合で担うのか?」において、全てあなたがフォローするのか?彼女の実家もしくはあなたの実家のサポートを受けるのか、それとも金銭を払って家事代行など他事業のサポートを受けるのか。
これは、あなたと彼女の現収入やあなた自身がどれほど妊娠中の彼女のサポートに徹することができるのか。サポートする気があるのか、身内がどれくらいサポートに協力的であるかによって大きく変わります。
これに関しては妊娠している本人の意見を大いに尊重する必要がありますが、まずはあなたが積極的に妊娠中の彼女の生活サポートをしてみて、どうしても手の届かないところがあれば両実家あるいは行政のサポート、その他事業のサポートにどのくらい頼ることができるのか、彼女は誰にどの程度サポートされた方が気を遣わずに済むのかというように、
第一に「彼女の意思を尊重する」ことを軸に、それでも決めかねる場合は、
第二に「あなたがどの程度彼女の生活サポートに協力できるのか?」そして、
第三に「どの程度彼女の生活サポートに金銭をかけることができるのか」といった順序で
軸を持つ方が多くいらっしゃいます。
入籍後にこのあたりの相違があると、後に大きな問題となるため、入籍前、ひいてはプロポーズ前に決めておくことをオススメします。












