
※本記事の画像は、株式会社Bloom(ぶるーむ)さんのアフターブーケを採用しています。

【徹底解説】プロポーズには何が必要?やっておくべき準備
愛する人に結婚を申し込むときには、ぜひ、相手に自分の気持ちを受け入れてもらいたいものです。そのためには、できる限りの準備をしましょう。素敵なシチュエーションでプロポーズをすれば相手の心も動きやすくなり、二人にとってロマンチックな思い出として長く記憶に残るからです。
では、プロポーズをするときにはどのような準備が必要なのでしょうか。具体的な準備について紹介します。


プロポーズする前に欠かせない心の準備
プロポーズをする前に、まず、自分には「結婚する」というはっきりとした意思があることを確認しておきましょう。少しでも「この人でいいのかな」という迷いがあるときにプロポーズをするのは、自分にとって正直でないばかりか、相手に対しても失礼です。
中途半端な気持ちでプロポーズすると、自分だけでなく相手の人生にも暗い影を投げかけることになります。
結婚をすると楽しいこともたくさんありますが、不自由になることや拘束されることも増えてきます。
例をあげると、結婚すると独身時代のように、友人と飲み歩いたり、自分の趣味に多額のお金を出費したりすることは難しいでしょう。独身のときには時間もお金も自分のためだけに使うことができたかもしれません。しかし、結婚したら自分のことと同じように、あるいは自分以上に相手のことを思いやって生活しなくてはならなくなります。
そのようなときに「結婚するんじゃなかった」と思わなくてすむように、「何があっても、この人と一緒に人生を歩いて行く」という覚悟を決めましょう。

プロポーズをする前にやっておいたほうが良いこと
お互いの両親への挨拶は、プロポーズを済ませたあとで結婚する意思を確認してからのほうがよいのではないかと考える人もいます。たしかに、家族を紹介するのはプロポーズの前にするか後にするか、決まりはありません。しかし、プロポーズをする前に互いに両親や家族を紹介しておくことには、次のような意味があります。
まず、家族を通して相手が成長してきた背景を知ることができ、より深く互いを理解し合えることです。交際中の男女は相手の表面しか見ていないことがあります。しかし家族を知ることで、結婚したあと相手は家庭の中でどのような姿になるのか、想像しやすくなります。
家族はどうしても生活習慣などが似てくるものだからです。ですから、相手がどのような家で生活してきて、どのような家族がいるのか、プロポーズの前に見ておくことは大切です。
次に、互いの両親へ紹介することがプロポーズへの準備になるということです。両親に会ってくれる相手は、プロポーズを受け入れてくれる可能性が高いでしょう。
プロポーズしても断わられるのではないかと不安を抱いている人にとっては、互いの両親を紹介するということは、ほぼ結婚に同意しているのと同じ意味をもっています。
それだけ、交際中の男女にとって「両親へ紹介したい」という言葉は重みがあるのです。
さて、結婚を現実のものとして考えたとき、少しでも胸に不安がよぎったとしたら、その原因をなくしておく必要があります。不安材料として例を挙げるとすれば、たとえば「金銭問題」です。
たとえば、もし借金があるのなら、可能な限り返済しておきましょう。すぐに返済することが無理なら、返済計画を立てて早めの返済を目指すべきです。また、結婚生活を継続させるには、安定した収入があることは必須条件です。二人の収入が不安定であるなら、新しい仕事を探す、副業を始めるなど、生活を安定させるための手段を講じましょう。

具体的なプランや場所を考える
プロポーズをする場所やシチュエーションを考えましょう。「夜景を見ながら」「車の中で」「レストランで」など、落ち着いて話せる場所が適しています。その際は、相手がどのようなプロポーズを望んでいるかを考えると、効果的なプロポーズにつなげることができます。
日ごろからイベントやサプライズが好きな人なら、特別な雰囲気のある場所が好まれます。堅実な生活を送る傾向の強い相手なら、部屋の中など日常的な雰囲気で自然にプロポーズするとよいでしょう。
プロポーズの場所には、一般的には、静かで美しい、ロマンチックな場所が選ばれることが多いですね。そのほかに、二人が初めて出会った場所や交際してほしいと告げた場所など、思い出の場所でプロポーズしても印象深いものになります。
具体的なことが思い浮かばない人は、一部のホテルやレストランで行われているプロポーズプランを利用することを検討してみてはどうでしょうか。
プロポーズの言葉は、あらかじめ考えておくべきです。最初は何気ない会話から始まって、自然に「結婚してください」という言葉が導き出されるように工夫しましょう。たとえば、夜景を見ながら「あの灯の下にはそれぞれの人生があるんだね」とつぶやくと、二人の間に「人生」という言葉が大きく浮かび上がってきます。そのときに「僕と一緒に人生を歩いていきましょう。結婚してください」と続けると、とても自然です。言葉に凝りすぎて気持ちがストレートに伝わらないと困りますから、はっきりと「結婚」という言葉を入れるほうがわかりやすくて良いのです。

プロポーズをするタイミングを考える
プロポーズをするのはいつがいいか、そのタイミングは大切です。まずは、なんらかの記念になる日にするか、それとも特別な記念になる日などではない普通の日にするか決めましょう。
「記念になる日」というのは、相手の誕生日、クリスマス、二人が交際を始めた日など、記憶に残る日のことです。記念になる日にプロポーズすると、「あとあとまでこの日を忘れずに大切にする」という決意表明になります。クリスマスやバレンタインデーなど、世の中や恋人たちが浮き立つようなイベントの日は、プロポーズにも弾みがつくという利点があります。
しかし、プロポーズしたいと心に決めたときが記念になる日と重なるとは限りません。記念になる日に合わせるためにプロポーズを無理やり引き延ばすくらいなら、むしろ、何でもない日にプロポーズするほうが自然です。そして、プロポーズした日を二人の新しい記念になる日にすればいいのです。

プロポーズに必要なプレゼントを考える
プロポーズの言葉とともに手渡すプレゼントを準備しましょう。婚約指輪が手渡されることが多いのですが、通常、婚約指輪は結納までに準備すればいいので、プロポーズのときには絶対に必要というわけではありません。
婚約指輪は自分の好みのデザインのものがほしいと思う女性もいますし、相手の指輪のサイズがわからないこともありますから、プロポーズのときにはあえて指輪をプレゼントせずに、たとえば、指輪以外のアクセサリーや花束などを贈る人もたくさんいます。
プロポーズのときに受け取るプレゼントは印象に残りますから、相手の好きな品物を選びたいものです。そのためには、日ごろから相手の好みについてある程度把握しておく必要があります。相手が好きな色、好きなブランドなどを気つけて見ておくとよいでしょう。婚約指輪は婚約が成立してから、二人で仲良く選びましょう。

プロポーズを成功させるために準備を徹底しよう
プロポーズを成功させるためには、失敗のないようにしっかりとプランを立てることが大切です。といっても、難しく考える必要はありません。
相手への思いやりを忘れずに、自分の気持ちをストレートに伝えることが一番重要です。相手に喜んでもらえるような時と場所・言葉・プレゼントを選ぶつもりでプロポーズの準備をすればいいのです。
結婚したあとでも、ときどき思い出して微笑みたくなるような素晴らしいプロポーズをしましょう。

プロポーズの日って何?実行すべきタイミングやポイントとは?
日本では、プロポーズの日と定められている日があります。プロポーズの日とはどんな日なのでしょうか。また、プロポーズをするタイミングはいつがいいのか、どんなことに気を配ればいいのかを解説します。

ステップ1:プロポーズの日はいつ?どんな日?
日本では、6月の第1日曜日がプロポーズの日と定められています。2018年では6月3日でした。提唱者はブライダルファッションデザイナーであり、全日本ブライダル協会の会長でもある桂由美さんです。1994年に全日本ブライダル協会がこの日をプロポーズの日と制定しました。
プロポーズの日は、プロポーズをすることを推奨している日ということではなく、なかなかプロポーズに踏み切ることができない男性の背中を押すきっかけになるようなイベントが企画されたりしています。また、既婚者やプロポーズをされたことのある人に対しては、プロポーズをされたときのことを思い出す日にして欲しいという願いが込められている日でもあります。
6月の花嫁「ジューン・ブライド」は幸せになれる花嫁の象徴として広く知られています。「ジューン」は、ギリシャ神話に登場する女神の「ジュノー(Juno)」が由来です。Junoは6月の守護神とされており、最高神ゼウスの妻でもあります。また、Junoは結婚や出産を司る神でもあるため、そこから転じて「ジューン・ブライド」の言い伝えが広まりました。プロポーズの日が6月に定められたのは、こうした経緯も配慮されています。
ステップ2:女性がされたいプロポーズの日はいつ?
プロポーズの日は、される側にとっても申し込む側にとっても特別な一日となるのは間違いありません。
また、クリスマスはカップルにとって1年の中でも大きいイベントのひとつ。街全体が華やかなムードに包まれ、イルミネーションで彩られてロマンチックな雰囲気に溢れています。そんなロマンチックな日にプロポーズをされたら、一生忘れられない記念になるでしょう。
プロポーズをする場所としては、レストランや高級ホテルなどが女性に人気です。レストランやホテルは、相手のために前もって準備をしたという特別感を出すことができます。
実際、この時期には各レストランやホテルでクリスマス用のプランが用意されていることも多いので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
つづいて、女性の誕生日も人気がある記念になる日です。誕生日という特別な日にプロポーズをされたら、生まれて出会えた喜びを改めて感じられ、思い出に残る素晴らしい日となるのは間違いないでしょう。
また、お2人が初めて付き合った日にプロポーズをする男性も多くなっています。付き合い始めた日はお2人にとって特別な日なので、その日にプロポーズをすると特別感が出せます。
また、相手もその日を大切にしてくれているという思いと、プロポーズをされた喜びが重なって、女性にとってもより一層嬉しい日になるでしょう。
一方でこうした特別な日以外にも、未婚女性に意外と人気があるのがなんでもない普通の日です。アンケートによるとクリスマスや誕生日、お2人の記念になる日などを抑えて、普通の日が一番人気になっています。
どんなタイミングでも、プロポーズは嬉しいという女性の気持ちが表れているといえるでしょう。

ステップ3:プロポーズをするまでのステップは?
おふたりにとって一生の思い出に残るようなプロポーズをするためには、入念な準備が必要です。まずは、どんなシチュエーションでプロポーズをするのかを具体的に考えましょう。
つづいて、ジュエリーショップに出かけて婚約指輪を選び手配します。なお、ジュエリーショップに出かける際には来店予約をするのがオススメです。来店予約をしておけば時間を気にせずに相談することができ、じっくりと指輪を選ぶことができます。
また、婚約指輪には取り寄せたり刻印を入れたりすることも多いため、予約をしてから実際に受け取れるまで1~2カ月ほどかかるのが一般的です。そのため、準備や手配は余裕をもって早めに行いましょう。
最近では、プロポーズを行うときに指輪だけでなくプレゼントも一緒に贈る男性が増えています。そのプレゼントを用意したり、女性にどんな言葉をかけるのかを考えたりすることも重要です。そして、すべての準備が整ったら予約したレストランや思い出の場所などでプロポーズしましょう。

ステップ4:絶対にされたくないプロポーズの内容
女性が絶対にされたくないプロポーズのスタイルもいくつかあります。まずは、道端でひざまずくプロポーズです。ドラマなどによく出てくるシチュエーションですが、周りの人の目が気になり恥ずかしいと感じる女性が多くなっています。
つづいて、食べ物の中に指輪を入れる方法。こちらもドラマや映画などでは見かけるシーンですが、うっかり気づかずに飲み込んでしまったときが怖い、そもそも衛生的に嫌、という意見が出ています。
また、フラッシュモブでプロポーズをされるのも敬遠される傾向があります。フラッシュモブとは、街中などで突然に仕掛け人が歌やダンスを始めるのをきっかけとして、周りにいる人たちも合わせて歌ったりダンスをしたりします。それが最高潮になったときに、プロポーズを行うというものです。
相手の女性は、今までデートしていた男性が急に歌いだしたり踊り出したりするのでびっくりしてしまいます。また、それに合わせて周りの人たちも歌ったり踊ったりするわけですから、何が起こっているのか分からない状態になるでしょう。
プロポーズにフラッシュモブを使うことは、周りを巻き込むことや公衆の面前でのプロポーズの恥ずかしさを理由に嫌がる女性が多くなっています。
また、メールやSNSツールでのプロポーズも止めた方がいいでしょう。メールやラインは便利なツールですが、プロポーズの手段としては誠実さに欠け、好まれません。これは、プロポーズの言葉は直接聞きたいという女性の気持ちの表れともいえるでしょう。

ステップ5:女性が本気で喜ぶ理想のプロポーズとは?
プロポーズは一生に一度であることから、シチュエーションにもこだわりたいものです。プロポーズを行うシチュエーションとしてオススメの場所が3つあります。
一つ目はテーマパーク。夜になるとイルミネーションが輝きロマンチックな雰囲気になるテーマパークは、プロポーズをするシチュエーションとしては絶好の場所といえるでしょう。テーマパークがお好きなお2人であれば、とくにオススメです。
二つ目は夜景のきれいな場所です。デートスポットとしても人気があり、ロマンチックな雰囲気に溢れている夜景スポットは、プロポーズをするのにうってつけといえます。
三つ目は、レストランです。これまでにデートをしたことがある思い出のお店や、予約が取りづらい話題のレストランなどでのプロポーズは、特別感を出すことができます。レストランでは、サプライズ演出をサービスとして行っているところもありますので、相談してみるといいでしょう。
ステップ6:日取りを決めてプロポーズをしよう!
プロポーズは多くの人にとって一生に一度。であればこそ、思い出に残る素敵な日にしたいものです。まずは、いつ行うかを決めましょう。
「プロポーズの日」などもありますが、必ずしもそうした日にする必要はありません。相手の誕生日やお2人の記念になる日など、思い出になりそうな日に合わせられるとよいでしょう。婚約指輪の準備には2カ月程度はみておきたいので、時間に余裕を持って手配するのがポイントです。
プロポーズを行う場所もしっかりと考え、予約が必要な場合は早めに予約を行うなど、入念に準備を進めたうえでプロポーズをしましょう。













