● フレームワークを使って、リザライとブリッジラウンジの違いについて。
● どういう人が、「リザライ」に合うのか?について。
● どういう人が、「ブリッジラウンジ」に合うのか?について。

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ゲイ専用のマッチングアプリ
多くのゲイは、スマホが普及する前から、マッチングアプリを利用しています。
初期の頃は、「Grindr」や「Jack'd」の利用者が多いイメージでしたが、最近はあまり聞かなくなりました。それ以前は、「出会い系掲示板」や「SNS(メンミク)」などがありましたが、スマホが普及するにつれ、ゲイ専用のマッチングアプリが次々と登場した経緯があります。
ゲイ専用のマッチングアプリの例
● ナイモン(9monsters)
● アンバード(ambird)
● ブリッジ(Bridge)
● ブルード(Blued)
他にも様々なマッチングアプリがありますが、それぞれ「色」が違いますよね。気楽さを売りにしているアプリもあれば、真面目を売りにしているアプリもあります。どちらが良い悪いではなく、使う人の嗜好によると思います。
ゲイ専用のマッチングアプリで、変化した内容。
- 多くのユーザーが、画像交換をする必要性が無くなった。
- GPS検索が出来るようになった。
- 「リアル」する前の段階から、情報量が格段に増えた。
この3点は、「ゲイ同士の出会い」を加速させました。出会い系掲示板やSNSで確認をしていた内容を、一気に短縮させたのが理由です。
- 画像交換をする必要が無い。
- 近くにいるのか?遠いのか?の確認をする必要が無い。
- 情報量(趣味・目的・職業・休日等)の“やり取り”が減少した。
ITの進化で、「効率性」や「手軽さ」に繋がったのは事実だと思います。
効率性や手軽さの反動
「効率性」や「手軽さ」は、便利でユーザーが重宝する基準となりますが、その反面・・・
まるで、次から次へとページをめくる「商品カタログ」のように、欲しい商品(=人)を選ぶ感覚が蔓延し、ほんの少しでも「合わない!」と思えば、「ハイ!さようなら!次!」
これが当たり前になり過ぎてしまったのも事実だと感じます。
相手を商品として見ているし、逆に自分自身も商品として見られている。※「人」を商品と言う例えにして、すみません!
しかし、
マッチングアプリから離れる一定の人々を作った原因になっているのは事実だと思います。
マッチングアプリの時代に、「お見合い」が出来た背景
商品カタログから欲しい商品を選ぶ感覚になったユーザーの中で、真面目な出会い(リアル)を求めている人にとっては、アプリを敬遠するようになりました。
そんな状況を背景にリリースされたのが、真面目を売りにしたアプリです。
それが、
アンバード(ambird)や、ブリッジ(Bridge)です。本人確認書類の提出を前提に利用をする事ができるマッチングアプリが台頭し、ユーザーが分散する結果となりました。
分散された上で登場したサービスが、お見合いです。
ブリッジラウンジとリザライがスタートした意味
要因は2つあると思います。
- 世界的な「LGBTQ」ムーブメント
- 東京オリンピックを“きっかけ”に、地方自治体による「パートナーシップ制度」の誕生
2020年6月時点で、「同性婚」ができる国は29ヶ国です。そして、最近では京都市がパートナーシップ制度を導入したように、日本国内においても「LGBTQ」への環境整備が進んでいます。
「結婚をする・しない」は、本人同士の自由です。これは、異性愛者や同性愛者は関係ありません。ただ、日本は法律上、同性同士の結婚はNGです。
よって、異性愛者と同じ土俵には立てない事に対して、この不公平感を日本全国で一斉に裁判が繰り広げられていますね!
同じように税金を払って、同じ社会のルールの上で生活をしているのに、結婚を選択できる自由は同性愛者には有りません。しかし、生涯のパートナーとして生きて行く考えは否定されていません。
こういった時代背景から、
異性愛者専門の結婚相談所に勤めていた方々が、気付きました。
「異性愛者とは違って、ゲイ同士の出会う場が少な過ぎる」
「いずれ、日本が同性婚を合法化してもしなくても、自分達のノウハウは活きるはず」
よって、「リザライ」や「ブリッジラウンジ」は、東京を皮切りにスタートしました。
ゲイ専用の「お見合い」サービス
「ゲイのお見合い」の2大サービス企業は、
■ リザライ
■ ブリッジラウンジ
です。
僕は、何かを考えたり整理整頓をする際、フレームワークを使う時があります。
では、経験者である僕が、この2社を分析してみました。
ブリッジラウンジとリザライは、「狩猟型?」「農耕型?」
僕にとって、「狩猟型」&「農耕型」の違いは、
■ 狩猟型は、量を重視する
■ 農耕型は、質を重視する
では、リザライとブリッジラウンジは、どちらに当てはまるのか?
僕の所感だと、
■ リザライは、狩猟型
■ ブリッジラウンジは、農耕型
ブリッジラウンジとリザライを活用するスタンス
次に、僕らゲイがゲイのお見合いを活用する際のスタンスです。
① 「ブリッジラウンジ」も「リザライ」も、活用しない。
② 「リザライ」を、活用する。
③ 「ブリッジラウンジ」を、活用する。
④ 「リザライ」も「ブリッジラウンジ」も、両方共に活用する。
この、4パターンです。
では、「狩猟型・農耕型」と「4つのスタンス」を基準に、さらに整理整頓をしてみます。これが一番重要なのですが、「ゲイのお見合い」は「担当者の手」によって行われます。
「ゲイのお見合い」だけではなく、例えば、「営業や販売」には、スタイルがあります。
ブリッジラウンジとリザライのスタイル ~概要~
① アドバイザースタイル
② カウンセリングスタイル
③ コーチングスタイル
④ コンサルタントスタイル
それぞれ、特徴(ポイント)があります。
① アドバイザーは、どんどん“助言”をして来ます。
② カウンセリングは、“引き出す”をして来ます。
③ コーチングは、“導く”をして来ます。
④ コンサルタントは、“指摘”をして来ます。
普段、営業職や販売職の方、もしくは、営業や販売をされる側の立場の方なら容易にイメージができると思うのですが、
など、思ったり感じたりした経験があるはずです。
「俺は優柔不断なお客さんには、こうしましょう!と指摘しちゃうな・・・」
「私は優柔不断なお客さんには、何が判断の基準なのかが知りたいから、聞くに徹する!」
など、スタイルは高い確率で存在します。
では、「リザライ」と「ブリッジラウンジ」のスタイルはどうか?
ブリッジラウンジとリザライのスタイル ~詳細~
■ リザライは、「コーチング」スタイルです。
■ ブリッジラウンジは、「アドバイザー」「カウンセリング」の混合型です。
結局、“スタイル”が、良い悪いが判断基準ではなく、大切なのは、
要するに、前半にも記載しましたが、アプリ同様、人それぞれ「合う」「合わない」があるのです。
「どういう人が、自分に合うのかが分からない!幅広く、会ってみたい!」
こういう考えのゲイは、「リザライ」が良いと思います。
実際、「リザライ」の「成婚ストーリー」には、数多くのカップルが誕生しています。 「成婚ストーリー」への掲載をお断りしている方々もいるだろうから、「量(=狩猟型)」を重視している印象があります。
「実績」は「信用」に結び付きやすい傾向がありますので、「成婚ストーリー」が入会の決め手になるか?それとも、様子を見るか?真っ二つに分かれる要因だと感じます。
「量が質を生む」ではないですが、異性愛者同士のお見合いと、同性愛者同士のお見合いに違いがあるとするならば、リザライは成婚させたカップルの数だけ「ノウハウ」が貯まっているのは事実でしょう。
「相方は作るのではなく、出会うもの」
この考え方が強い人は、「リザライ」は一つの手段だと思います。
一方、
「タイプの人、もしくは近しい人を中心に、集中的に会いたい」
こういう考えの方は、「ブリッジラウンジ」が向いていると思います!
ブリッジラウンジのホームページを読むと、
■「お見合い」後に、フィードバックの時間が設定されている
■ 紹介者が見当たらない際は、月会費は発生しない
この部分から、「質」を重視しているのが伺えます。また、ブリッジ・ラウンジは、アプリ(ブリッジ)を運営しています。デジタルとアナログ、両方の情報を保有する唯一無二な事業を展開しています。
「情報量」にフォーカスをすれば、アプリを運営している点で、ブリッジ・ラウンジの社内にはゲイ業界が欲しがる膨大なデータが蓄積されているはずです。様々な嗜好や傾向と、「お見合い」を融合させる事ができるのは強みであり、結果的に質への転換が可能だと思われます。
同時に、異性愛者を対象にしたサービスで、「アプリ」と「お見合い」を同時に運用している企業ってあるんでしょうか?きっと、無いです。そう言う意味では、ブリッジラウンジは他社が真似できない画期的な組み合わせでサービス展開をしていますね!
また、
ブリッジ・ラウンジはコンサルタントの量が多いので、会員一人一人と向き合うスタイルが好評(入会や継続)要因だと伺えます。よって、「手厚い」サービスが売りなんでしょう。
ブリッジラウンジとリザライの今後
ちなみに、異性愛者を対象にした「結婚相談所」は、全国に3,000企業(個人含)あるらしいです。
3,000ですよ!?
この数字を知った時、僕の頭の中に過ったのは結婚相談所という業態は、「参入障壁は高くない!」 要するに、競争になりやすい。
人材紹介(転職系)の業態に似ているんだと思います。人材紹介業は、厚生労働省の許可さえあれば参入できるので、どんどん参入企業が増え、同様に、どんどん倒産しています。 要するに、熾烈な競争が繰り広げられている証拠です。
競争になると、「生き残り」を目指す戦略になりがちです。そうすると、
会員にとっての一番のデメリットは、
「とにかく、誰とでも良いから成婚させたい」
こういう思考に陥っている「結婚相談所」のお世話になる事です。
これは、避けたいですよね!!!
比較が分かりやすいので、比較対象として「マッチングアプリ」を取り上げると、マッチングアプリは「成熟期」の真っただ中だと思います。マッチングアプリが今後も飛躍するためには、新しいゲイ(要するに、今の時点で中学生や高校生の人達)に支持される企画を考えなければ、「生き残り競争」が熾烈になるでしょう。
ゲイは流行感度が高い人達が多いです。10年以上前に、iPhoneがリリースされ、一早くマッチングアプリに手を出したのは、実は「ゲイの人達」って言われている程です。
では、「リザライ」と「ブリッジラウンジ」はどうか?
おそらく、「ゲイ専用の結婚相談所」は、この2社以外に参入して来る企業は無い!と僕は思っています。
なぜなら、
設立して間もない事や、LGBT関連は加速する土壌を前提にした場合、「成熟期」では無いからです。もし、他社が参入して来たとしても、「地域特化型」でしょう。
一方、仮に、同性婚が合法化した場合、盛り上がりそうな業界は、「保険」「不動産」「ウェディング業界」ですが・・・、きっと、同性婚の合法化はまだまだ時間が掛かるでしょうし、まして、「結婚」を選ぶ日本人のゲイは少ないと思います。
なぜなら、
「親」や「親戚」そして、「職場」が未だに高い壁だからです。
それでも、「真面目な出会い=結婚に近づく」を選ぶ当事者は増えていますので、「リザライ」と「ブリッジラウンジ」は、「成長期」です。
成長期で、
「とにかく、誰とでも良いから成婚させたい」
ブリッジラウンジとリザライが、この思考に陥る可能性は低いです。
今までの内容を踏まえた上で、以下、結論です!
結論
どちらが良い、悪いではなく、どちらが自分自身と合うか?合わないか?が大切です。
要するに、「相性」です!
では、どうすれば相性を確認できるのか?
やはり、「無料カウンセリング」を活用するべきだと思います。要するに、「リアル」です。「リアル」をしないと「相性」なんて分からないと思うからです。
ただ、僕の意見としては、
「無料カウンセリング」だけで「相性」は測り切れない!
そう思っています。
なので、“スタンス”に戻ります。
① 「ブリッジラウンジ」も「リザライ」も、活用しない。
② 「リザライ」を、活用する。
③ 「ブリッジラウンジ」を、活用する。
④ 「リザライ」も「ブリッジラウンジ」も、両方同時に活用する。
以下、僕からの提案を、ステップ形式でお伝えします!
① 「リザライ」と「ブリッジラウンジ」両方の無料カウンセリングを受ける。
② 両方同時に、入会をしてみる
③ 3ヶ月~6ヶ月間、同時並行でお見合いをする
④ 「リザライ」か「ブリッジラウンジ」、どちらかを選ぶ。
⑤ 成婚する
この流れが、相性と目的に沿ったステップであり、結局は、
「やってみないと、わからない!」
これが本音だから、まずは、「無料カウンセリング」をオススメします。
関東在住の方であれば、「リザライ」も「ブリッジラウンジ」も、
新宿駅が最寄りです。通える範囲だと思われます。
聞こえてくる“口コミ”
僕がゲイ専用の結婚相談所に登録していた事実を知っているゲイは、数人しかいません。要するに、友達だけが知っています。
飲み会で、ブリッジラウンジやリザライが話題に出る事があるから、その時、「あっ!ブリッジラウンジやリザライを知っている人って、多いんだな!」と気付く場面があります。
「リザライは、大阪店をオープンしたよ!」
「Bridge(アプリ)の会員数は、5万人が登録しているらしいよ」
など、飲み会の話題に上がるようになったのは、ほんと、ここ最近の事です。
こういった話が聞こえて来る度に、
「会員数が増えている=真面目な付き合いを求めているゲイが増えている」
そう感じます。「気楽さ」を売りにしているナイモンは焦っている事でしょう。ナイモンが話題に出る機会がホント減りました。
基本的に、若い人達(20代・30代)は、性格が真面目な傾向があるので、今後、20代や30代が何を評価するか?どう動くか?は、注目だと思います。
ブリッジラウンジの評判&リザライの評判
正直、SNS、YouTube、業者の記事では情報のつまみ食いで、結局、「よく、わからない!」と感じている方が多いんじゃないか?と僕は思ってます。
「ゲイのお見合い」についてつぶやいている方がいますが、彼らは、「無料カウンセリングだけ」もしくは、「入会して1ヶ月目に退会をした方々」なんだろうな!と感じました。
僕がこの記事を書いた理由は、僕自身、入会する前、実際、評判はどうなんだろう?と色々と検索をしていました。しかし、当時は全く情報がなく、他者の意見や評価を知る機会は全く無かったです。そして、経験したからこそなのですが、
評判を気にする前に、それぞれのホームページでは見えない奥側や、実際の体験者が自分自身の事だけではなく、色々な視点を持って文字に起こした方が、より立体的なイメージを持ってもらえるのではないか?と思ったからです。
本記事は、個人的な分析っぽくなってしまいました。※予め、お詫びします。
その上で、「無料カウンセリング」をおすすめしています。また、今後、ゲイのお見合いについてはさらに記事を書いて行こうと思ってます。
次回以降、